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ざり8727

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2007年12月01日
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カテゴリ: 日本酒
ぼちぼち18BYで良かった酒(十四代を除く)を徒然と書きたいと思います。


今年は十四代を中心に飲んできたのでせっかくだから十四代の○○と比較して、などという表現を使いたいと思います。気に入らなかったら読み飛ばしてください。。


まずは印象に残った酒から。価格順です。たぶん税抜。


・2,000円以下の部門

【上喜元 純米出羽の里 生】 一升1,900円

ほどよい酸味&期待以上の味わい食欲をそそります! 【上喜元】純米 出羽の里1800ml

2,000円以下の酒としては風の森を超えるかというくらい完成度の高かったお酒。香華が2,000円以上になった今、好みからいけばこれがベストかも。
新酒ならではのフレッシュ感を前面に出しながらも生の荒さはほとんどなく、新酒らしさが存分に味わえました。


・3,000円以下の部門 2,800円

【而今 純米吟醸八反錦生・火入れ】

特に火入れが秀逸で、火入れによるデメリットは全く感じず、生の良さを残しつつ穏やかに安定した素晴らしいお酒。
敢えて八反錦を取り上げたのはほかに比べ少々お安いから。ざりがにの味覚では而今純米吟醸は八反錦で十分です。
来年は特別純米も買ってみようかな。

・4,000円以下の部門

【村祐 純米大吟醸亀口】 3,300円
もはやこれなくして新酒は語れないくらい好きなお酒。大きく嗜好が変わる中でも変わらず大好きなあたり、酒としての完成度がすこぶる高いんだと思います。
生だけど熟成させても生ヒネすることがないのも大きな特徴。本当に素晴らしい銘酒だと思います。


【正雪 純米吟醸山影純悦 秋】 3,300円

【送料無料】正雪 純米吟醸別撰 山影純悦1800ml

果実香を有する希有なお酒。その中でも完成度がとても高い。透き通った甘味が特徴で、本丸系のお酒だと思います。
開封当初は熟成感があったのが特徴かな。経年でなくなっていきました。


【くどき上手 純米大吟醸 出羽の里44】 3,400円

くどき上手 純米大吟醸 出羽の里 1800ml


特に一週間を過ぎたあたりで香りに艶が出てくると最高にうまい。複雑な吟醸香、しっかり飲ませてくれる旨味。香りと味の一体感が素晴らしい。正直十四代純米吟醸クラスよりも完成度は高いと思う。
特筆すべきは飲み飽きが来ないこと。十四代雄町もくどき上手酒未来も終盤感じた飽きが出羽の里にはあまり感じない。
一升を通じて満足感が高いお酒って本丸、新本丸など意外と少ない中、こちらは終始飽きの来ないバランスをキープしてました。個人的には何よりそれが高評価です。


・おまけ

【田酒 純米大吟醸】



【磯自慢 大吟醸】
こちらも同じ。高いけど価格に見合う、いや価格以上に満足感のある銘酒。



それ以外にも美味しいお酒はたくさんあったけど、来年も一升で買いたいと思わせるのはこれくらいかなあ。


今年は十四代以外に飛露喜も重点的に飲んでみたけど、そちらは少々ざりがにの好みからはずれるものでした。残念。


また、正雪も重点的に飲んだ銘柄。こちらは期待通り大変好みのお酒でした。特に純米吟醸山影純悦は春、秋ともに個性があり素晴らしい出来。普及酒の本醸造も価格に十分見合う味でした。



今期印象深いのは出羽の里でしょうか。来期も買いたいお酒のうちふたつが出羽の里使用酒というのは偶然ではないはず。きっとざりがにの好みに合致する酒米なのでしょう。こういうのっておもしろいですよね。来期は出羽の里に注目して飲みたいと思います。


特にくどき上手の出羽の里は抜群でした。今も飲んでるけど、来期は十四代純米吟醸(愛山除く)の代わりにこっちを買おうと思わせるくらい好印象。

飲み比べるとわかるんだけど、くどき上手の出羽の里って十四代の純米吟醸の雰囲気に極めて近いんです。近いというか、バランスでは超えていると思う。



逆に本丸系のお酒では明確に比肩するお酒がなかったかも。正雪は近いかなーと思ったけど日によって印象が異なった。実は磯自慢大吟醸が最も近かったんだけど、この場合は本丸が磯自慢大吟醸に近いと表現した方がいいと思うし。


そういう意味では、十四代の純米吟醸クラスは而今なりくどき上手なり他に十四代相当かそれ以上に満足できるお酒がありますが、本丸は同様の満足感を得ようとすると四合3,000円以上の高額酒と比較してしまう。これが本丸マジックですかね。

先日の十四代メモで純米吟醸は十四代にこだわる必要はないと書きましたが、具体的にはくどき上手や而今の方が同系統でうまいというのがざりがに的結論でした。と、いうことはくどき上手や而今にこだわることなく、多くの他銘柄でも同様の結論であろうと思われます。


一方で本丸は完全に超高額酒の味であり、この味を低価格で探すのは極めて困難だろうと思われます。実際最も味が近いと思ったのは磯自慢大吟醸ですし。



うまい酒に醸造アルコール添加や火入れの有無、加水の有無は関係ない。肝心なのはやはり造りでしょう。造りを充実させる=手間暇をかける=コスト増=価格増となるのが普通ですから酒造りも商売である以上、価格というのは味を正直に反映する鏡であることは間違いないです。現に特定名称毎におおまかな味の印象がイメージできるのはそのためでしょう。


しかし、私たち消費者からすれば例外的に、造り手からすれば計画的に、価格から連想する味のイメージを超えた酒があります。それが而今であり村祐であり本丸なのでしょう。


そういったお酒に巡り会った時の感動といったらありません。あの感動をまた味わうため、美味しい日本酒を求めて三千里を駆けたいと思います。


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最終更新日  2007年12月02日 09時04分23秒
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