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2009年12月22日
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カテゴリ: 読書のこと
クリスマス前なので、ケストナーの『飛ぶ教室』を読む。
すごく好きだった作品なのだけど、すっかりストーリーは忘れてしまっていて、
その忘れっぷりにわれながらびっくり。

一昨日は今年最後の同行録音の日で、往復の電車の中で読んだ。
ストーリーを忘れていたわりには、全体の雰囲気はとても懐かしくて、
読み始めた直後からうるうるしてしまって、電車の中でちょっと変な人。

『飛ぶ教室』は幾つか訳が出ているが、
読んだのは岩波のケストナー全集の高橋健二のもの。懐かしい。

そこに「ふしん場」という単語が出てくる。


普請、ですな。

「普請」は、「建設」とか「公共工事」に取って代わられてしまって、
かなり廃れている言葉。
言葉というか、昔の普請というスタイルの工事と今の公共工事は
違うものだろう。

普(あまね)く 請(こ)う ね。
こっちの訓読みもピンと来ないものね。

そういえば、「請」はふつうセイと読む。「請求」「請願」。
シンと読む熟語はほかにあるかな。

一個だけ見つかった。「朝参暮請(ちょうさんぼしん)」。


ネットでわかる範囲では、高橋健二訳の初版は実業之日本社から昭和25年に出ているものらしい。


いまや「安普請」という言葉でしか残っていない言葉。


ストーリーのほうは紛れもなくケストナー作品のなかの傑作で、
これをどうやったら小学生に紹介できるか、思案中。





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最終更新日  2009年12月22日 10時01分10秒
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