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satsuki*1986

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2007年08月29日
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カテゴリ: 旅日記
2日目は、カンボジアの歴史を学びました。
現地ガイドさんと一緒に 国立博物館や王宮・刑務所
歴史を織り交ぜた説明と共に回りました。
そしてカンボジアの悲しい歴史を知らなかった自分を知らずに
とても恥ずかしい思いをしました。



それは ポルポト政権
民衆のために平等主義を掲げて、
全ての職業を平等の農業職にするために

当人はもちろんその家族までも
大量虐殺したというとても悲しい歴史です。
しかもその虐殺をおこなったのは子ども達。
専門技能者は怠け者だ と洗脳されて子ども達は
大人を、そして同い年くらいの子ども達を虐待死させていったのです。


しかもこの歴史は最近の話です。30年ほど前です。

つまり虐待した子ども達はまだ生きています。
彼らはカンボジアのジャングルでひっそりと生きています。
そして生き残った子どもたちも、生きています。
生き残った子ども達は自分が幼少の頃、
親と別々になり愛情を受けていないために

自分の子どもを捨ててしまいます。



との説明を受けて本当に泣いてしまいそうでした。


日本には原爆が落ちて苦しい思いをしましたが、
私はそれが世界で1番悲しい事件なのだと考えていました。
なんという恥でしょう・・・。


この出来事のために伝統芸能の伝承者が少なくなってしまったから。
だから学校でも伝統の踊りを重要視して教えているそうです。

私は日本での伝統踊りなんて知らないし、とても恥ずかしいです。



またカンボジアでの選挙投票はみんな正装して行くんだそうです。
私なんて行ってすらない。
カンボジアと日本、そして自分を比較して
恥ずべき思いを手にいれることが多かった。
これが初日の午前中。
午前中だけでこんな思いですよ。


       ※    ※    ※

さて、午後。
午後はお世話になる アジア子どもの家 に行きました。
この国立幼稚園特別講師養成センターでは
カンボジア幼稚園入園率20%しかない悲しい現状を打破するために
立てられた唯一の国立機関であります。
私はここでお世話になるのですね。
というわけで校長先生にお話を伺いに行ったら、
生徒さんが玄関で待っててくれたんです!
そして花を一輪ずついただきました☆
感謝感激。


そして私は日本代表としてこの機関で、生徒さんたちと触れ合うのです。
緊張してきました(><)





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Last updated  2007年09月05日 13時38分44秒
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