習い事の習字に行ったムスメが、なかなか帰ってこない。
いつもは自転車のところを天気も悪く歩いて行っていたので、
迎えに行こうかなーと思っていると帰宅。
「どしたん、遅かったね」と言うと、
「大変だったんよ。迷子になってね。」と。
もう何年も、週に1度は通う道よ??
何で迷子???
「雨が降っとったけん、下向いて歩きよったら道間違えて、
気がついたら同じところをぐるぐる回っとったん。
じゃけん、また教室に戻って一からやり直ししたんよ~~」とあっけらかんと笑ってる。
この話を、友達に嘆きながら言うと、
「またまた~~。そんなことある訳ないじゃん。遅くなったけん、思いついた言い訳したんよ」と言われたけど、
それくらい方向音痴なのがムスメなのだ。
そして、そんな方便が使えるほど器用でもない。
残念な話パート1。
ムスメと二人でマツダズームズームスタジアムへ野球を見に行った帰り。
帰りは真っ暗。
自転車で行っていたけど、川沿いを走るととっても涼しく感じる。
「気持ちいいねー」と話しかけると、
「ほんと。
ムスメはこんな自然なところが好きなんよね。
町中は、空気の中にいろいろあるじゃん。
二酸化炭素とか、窒素とか、ヘリウムとか、 バリウム
そんな体に悪いものがいっぱいなのはいやなんよ。」
体に悪い・・・?
そして、空気中にバリウムってなんだ??
突っ込まなかったら、自分の博識なところを披露できてうれしくなったのか、
「すいへーりーべぼくのふね~~~」と、元素記号を知ってるだけ並べ立てた。
一言 排気ガス とか言ってたら、無難にすんだのにね。。。
ラジオ体操から帰ると、虫嫌いのムスメはさも嫌そうに、会場のお寺にいた虫の話をしだした。
なんだか毒々しい原色の毛虫みたいなのがいたらしい。
「あれはね。
レベル
・・・・なんのレベルなのでしょう。
ムスメの、その知ったかぶりの言動は、いつか自分の首をしめるに違いないと、
いつも心配な母なのでした。
(いや、ただ面白がってるだけ?)