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きのうのバレンタインは特に何もしなかった。夕方から2件も仕事のアポイントメントが入ったのだ。一つは3時半。もう一つは5時半から。子供たちをいつでも預かってくれる町のデイケアセンターに預け、帰りが遅くなる事もわかっていたので夕飯も頼んだ。夕飯はピザだったそうだ。仕事が終わって迎えにいったのはもう7時。雨が降っていて、子供たちも私も少し疲れていた。でもこのまま寝るんじゃあんまりだな、と思い、家の近くのケーキ屋さんに寄った。ひとりひとつずつ、好みのショートケーキを買って家に帰りミルクをついで、デザートタイム。その後ベッドにせき立てたのだが、長男が、バックパックから箱を取り出し、「ママ、ほら、こんなにいっぱいもらったよ」とバレンタイン・デーのプレゼントを見せてくれた。この箱は長男の作だ。 ひとりひとつずつ、何でもいいから好きな箱をきれいに飾り付けて用意する事になっている。長男の箱は、靴箱に、ちぎった色とりどりのティッシュペーパーを小麦粉で作った糊ではって乾かしたもの。真ん中に穴をあけて、花とローズマリーの枝をさしていた。他の皆も、ハートのステッカーをはったり、色を塗ったりした可愛い箱がたくさん出来ていた。中に入っていたのは、クラスメイトたちからのプレゼント。 みんな思い思いに趣向を凝らしたカードやプレゼントをこしらえたんだなあと思って感心して見ていた。たくさんのカードやケーキ、クッキーなどもあり、中にはラベンダーの花の種がはいった箱まであった。長男はこれをバレンタインの宝箱、と呼んでいたけど、本当に素敵な宝物だと思う。ちなみに長男は、ハートをくりぬいて作ったしおりを皆の名前をそれぞれ書いてプレゼント。教会でもカード交換があったが、二つ折りの市販のキャラクターカードに小さなチョコレートを貼付けたもの。みんなの袋の中にはキャンディだけをむしり取られたカードがゴミのように詰め込まれていた。みんながくれたものだからそれはそれで有り難いのだが、どうもあの市販の二つ折りカードはやはり味気ない。こう言っては何だが、同じような値段と手間でずっと素敵なものが出来るのにな、とも思う。私はすべて手作りなんてやってられないと思う方だが、それでもやはり、せっかくカードをつくるなら、もうほんの少しの手間を加えても味のある方がいいなと思う。ちなみにキンダーの次男は、こんなものを作って来た。 自分たちで色を塗った水彩紙を大きなハートに切り抜き、毛糸を通して、バラのドライフラワーを貼付ける。先生からもらったお手紙や、カード、ともだちからもらった”ジュエリー”(ガラス玉)を入れるのだそうだ。毎年こうやって、学校行事としてのバレンタインが過ぎていく。親にとってはちょっとした負担でもあるのだが、同時に毎年の楽しみにもなっている。クラスの子供たちの成長ぶりもよくわかるのだ。ほんの少し手を加えたものの良さを知る、いい機会でもあると思うがどうだろう。本日の献立:お好み焼き
2005.02.15
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先日、あるサイトの日記を読んでいてとても疑問に思った事。自分の子供が保育園でお友だちを噛んでしまった。これは確かに良くある事かもしれないし、防ぎようのなかった事だと思う。子供を責めても仕方ないし、小さい子のする事には違いない。でも、ちょっと嫌だなあと思ったのは、噛まれた子供に申し訳ないといいつつ、「男の子でまだ良かった」そうだろうか。男の子だろうと、女の子だろうと歯形がつくほど噛まれた子供はさぞかし痛かったろう。顔を噛まれて痕になったら、男も女もないのではないか。長男は2歳の時にプリスクールで同じ年の子に噛まれた。ケンカをした訳でもなくいきなり噛まれたそうだ。クッキリと歯形を残して帰って来た。その後、同じ事が何回か続いた。先生も気をつけていてくれたのだが、四六時中その子に張り付く事も出来ない。最後に私がこれ以上ここにいさせたくないと思ったのは、今まで以上にひどい噛まれ方をして、青黒く腫れ上がり、医者にも連れて行った時。翌日先生から謝罪の電話があり、相手の親とも話し合って、その子は園をやめさせられた。それがベストの方法ではないとは思うが、やはり「噛む」ということは暴力なのだ。親はいくら子供が小さくてもそれを知るべきだと思う。そのやめさせられた子の親たちは、もうすぐ10歳にもなろうとする息子の腕に、多分一生消えないだろう、かなり目立つ赤あざが、今でもくっきり残っているなんて思いも寄らないだろう。そのサイトの親も、今まで家ではこんな事した事ないのに、と締めくくり、あとは自分の子供の自慢話が続いていた。自分の子供がかわいいのは仕方ないが、もう少し、噛まれた子供の事も考えてあげて欲しかった。「男の子で良かった」じゃなくて。確かに理由もなく噛む子はいるし、たいていは幼い子供だから、教えるのも難しい。その事で悩み、苦労している親も多いし、一方的に責める気にはなれない。でももし、それが男だろうと、女だろうと、一生消えないような噛み痕によるあざを、自分の子供につけられたら一体どう思うのか。うちの次男は何回も私を噛んだ。1歳から2歳にかけての事だ。その度に真剣に目を見て腕をつかみ、「No」と言った。私以外の人間を噛んだ事はなかったが、完全に大丈夫だと思えるまで、デイケアのようなところに預けるのは嫌だった。ある日、注意をした直後に私を噛んだので、私は同じように彼を噛んだ。噛み痕が出来るほど強く噛んではいないが、びっくりして大泣きをした次男は、それ以来一切やめた。こういうことは賛否両論だし、この方法がいいとは言わないが、次男には「自分でその痛みを知る」方法が有効だったようだ。自分の子供は誰でも可愛い。幼ければ幼いほど、わからせる事も難しい。だからこそ、人もまたそれぞれの我が子が可愛いのだと、傷つけられたら辛いのだと思ってほしい。そして人を傷つける行為を完全にやめさせる努力を真剣に続けてほしいと思う。
2006.01.14
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