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テーマ: ニュース(95829)
カテゴリ: 今日のつぶやき
日曜日の夜、テレビのニュースで、本当にやりきれない事件を知りました。

*****

【ニュース全文】(TBS News-iより)
アメリカのテキサス州で12日、2歳の男の子が4歳の兄に銃で撃たれるという事件がありました。弟は重体だということです。

 事件は、テキサス州のヒューストンで現地時間の12日夕方、4歳と2歳の兄弟が家の中でおもちゃをめぐりケンカをしていた時に起きました。

 怒った4歳の兄は、母親の部屋へ行き、バッグから銃を持ち出すと、銃口を弟のこめかみに向け引き金を引いたということです。弟は病院に運ばれ手術を受けましたが、 重体だということです。

 警察は、本物の銃とおもちゃの銃の区別がつかなかったのではないかとみています。


*****

撃たれた子どもの命も心配だけれど、撃ってしまった子どもは、そして周囲の人々は、これからどうしていくんだろう。
わが身に置き換えて考えるにしても、あまりにも重い出来事です。

米ドラマ「ER」を見ていると、普通の人々の生活に銃の存在が当たり前に入り込んでいて、だからこそ起こる悲劇が次々に繰り広げられます。
実際に、子ども同士のケンカで、一人の子どもが親の銃で友達を撃ってしまう…というエピソードもありました。
運び込まれた被害者と加害者、双方の子ども達を前にして、真相を知った後、看護婦長のキャロルが「助けが必要なのは子ども達よりも、私達大人の方なのよ」…というようなことを語るシーンを、今でも覚えています。

高校における銃乱射事件を扱った、マイケル・ムーア監督の 「ボウリング・フォー・コロンバイン」 、そして事件をモチーフにしたガス・ヴァン・サント監督の 「エレファント」 なども、誰でも銃を手に入れられる社会の底知れぬ恐ろしさを考えさせられる映画でした。

銃という武器は、それを持つ人間に、自分では責任が取れないほどのとてつもない力を与えてしまうものなのだなぁ…と思うと、そんな恐ろしいものとは無縁でいられる国に住んでいることを、本当にありがたいと感じます。






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最終更新日  2005.03.14 12:13:31
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