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サリィ斉藤

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カテゴリ: お気に入りの話
サッカー狂のわが家の夫が、唯一心から応援している野球選手がゴジラ松井である。そして、夫が一番愛しているサッカー選手が、過日代表に復帰した柳沢。

このお二人の共通点は、共に「北陸出身」ということ(松井は石川、柳沢は富山)。
金沢生まれの夫は、特段「郷土愛にあふれた」タイプではないのですが、妙なところで同郷の親近感をかきたてられているようです。

ヘンなの。
そういうの、私はあんまり意識したことないけどなぁ~

…と、思っていたのですが、よく考えたら自分にも似たようなケースがありました!
横浜が生んだ「東洋一のサウンドマシーン」(笑)クレイジーケンバンド(以下CKB)への思いは、まさに「わが故郷ヨコハマ」への愛とシンクロします。
いや、彼らの音楽を聴いているうちに、「あぁ、私横浜が好きだったんだ」としみじみ思い知らされた…という方が正しいかも。

今まで東横線の駅名やがそのまま歌詞になった曲なんて、誰が歌ったでしょう。

演歌系で「ご当地ソング」が作られ、売れる仕組みはこれなのか?と思います。

もちろん、横浜とは縁もゆかりもない方だって、ジャンルを超えたキモチいい音楽の要素が結晶したサウンドが楽しめることには違いありません!
その証拠に、最近ではすっかり全国区の人気が定着したようですね。うれしいことです。

発売直後に買ったニューアルバムは、すでにわが家の車の中でのヘビロテ・アイテムとなっております。

【文句なしに最高傑作!DVDもついてます。】
〔送料無料キャンペーン中〕クレイジーケンバンド SOUL PUNCH(DVD付)-CD- クレイジーケンバンド SOUL PUNCH

私と、CKBの曲を作っているボーカルの横山剣さんとの間には10歳近い年の開きがあります。
でも、剣さんが作る歌には、みなとみらい地区が開発される前の横浜の風景とか…もっと言えば、敗戦後は進駐軍の駐留地として「米軍の街」だった横浜の歴史の名残りが、ギリギリ記憶に引っかかっている…という点で、「忘れていたけど、こういうのあった、あった」と郷愁をかきたてられるのです。

本当に幼い頃ですが、7月4日の米独立記念日には、横浜港で花火が打ち上げられていた記憶があります。
私の親などは、接収された山下公園の金網ごしに、見たこともないような豊かな暮しを送る米軍家族の様子をじーっと見て育った…
ゆえに「アメリカはすごい、アメリカ人みたいに幸せになりたい」という強烈な原体験を持つ世代ですので、その彼らを見て来た者としては

  ♪眩し過ぎて何も見えなかったんだ

   大好きだったはずのAmerica どうなってしまったんだろう♪

という歌詞の感覚も、わかるような気がするのです。
(ニューアルバムの「American Dream」というこの曲には、すぐに聴き取れない加工をされた声で“セカイニホコレルニホンノヘイワケンポウ ツクッテクレタノハアメリカ”というコーラスが入っています)

レイ・チャールズもフランク・シナトラもTOKIOも矢沢永吉も、すべて消化して「CKBサウンド」に盛り込んでしまう、CKBの音楽には、この夏もかなりお世話になりそうです。

【「俺の話を聞け~!」タイトルバックに採用されたこのドラマ、大好きでした】
タイガー&ドラゴン 三枚起請の回 タイガー&ドラゴン 三枚起請の回

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最終更新日  2005.07.25 01:03:21
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