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サリィ斉藤

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カテゴリ: 旅の話
デジカメというのは本当に便利なもので、フィルム式のカメラを使っている時と比べて格段にシャッターチャンスの範囲が広がりました。

新しい機種になればなるほど、機械は小さく、データは大容量になり・・・
それにつれて、目についたものは何でもパシャ!取りあえずパシャ!同じところを何回もパシャ!(笑)

という訳で、昔に比べると比較にならないくらい膨大な量の写真が、旅を終えた私の手元に残りました。

「好きこそものの上手なれ」とはなかなか行かず、あまり撮影の腕は良くないのですが、街歩きの雰囲気が少しでも伝わればうれしいです。

【7月24日通りのツーリング大会】

7月24日通り


リスボンは、とにかく坂の多い港町。
遥かにテージョ川を見下ろす急斜面の上り下りに、こんな旧式のケーブルカーが活躍していました。

【リスボンの風物詩ともなっている、ビカのケーブルカー】

ビカのケーブルカー

【街の中には、丘の上と下の地区を結ぶ古いエレベーターもある】

サンタ・ジュスタのエレベーター

【エレベーターの上部にある展望台からの眺望。】

リスボン眺望


リスボンは、海ではなく、スペインとポルトガルをつないで流れるテージョ川の河口に面した港湾都市です。
川辺のベレン地区には、世界遺産に指定された歴史的建造物など、観光名所が集まって賑わっていました。

【ヴァスコ・ダ・ガマが眠る世界遺産、聖ジェロニモス修道院の全景。】

聖ジェロニモス修道院

【1960年、大航海時代を記念して建てられた「発見のモニュメント」】
発見のモニュメント



先頭に立つ王子のほか、大航海時代の偉人たちの像が大西洋の方を向いて並んでいます。

その昔、世界史の教科書で初めて「エンリケ航海王子」という名を目にしたとき、その字面から勝手な、一方的な思い込みで、「海のトリトン」みたいな素敵な美少年をイメージしてしまった私(!)
後日、その肖像画を見て(・・・オッサンじゃん!!)と、これまた勝手にガッカリしたのでありました。ごめんね、王子。

ちなみに、このモニュメントの前の地面には、大理石で描かれた大きな世界地図があり、ポルトガルがそれぞれの国に初上陸、つまり“発見”した年月日が刻まれています。

【もちろん、わが日本も・・・ありました!】
発見のモニュメント(地図)

【16世紀、船の出入りを監視する要塞だったベレンの塔。世界遺産】

ベレンの塔


私たちが訪れたとき、ちょうど潮が引く時刻だったのか、あるいは普段より水位が減っていたのか?
いつもは隠れているらしき岩場が顔を出していました。

そこへ、バケツを持った父子らしきオジサン二人連れが登場。
桟橋からヒラリと岩場に飛び降り(どう見ても立ち入り禁止区域)、やにわに始めたのは・・・

【なんと、沢ガニ獲りでありました。ものすごい勢いで岩を裏返す!】
ベレンの塔の蟹獲り親子


世界遺産の足元でも、日常の暮らしは確かに息づいている。
オジサン達の気合いのこもった漁(?)の様子は、忘れられない光景になりました。





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最終更新日  2007.04.24 00:02:24
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