まろ0301さん
> 父は海軍の燃料廠に航空燃料を研究する技術屋として勤務していた関係上、横須賀、横浜で青春時代を過ごした時期があり、「南京街」のことも良く聞いたことがあります。

まろさんのご両親の若い日の思い出、素敵ですね。
時が経っても、そして自身が年を重ねても、キラキラしている思い出が息子さんに受け継がれているのが、いいなぁと思いました。
横浜の街の様子がどんなに変わっても、私にとっては大切な故郷です。 (2008.04.21 09:47:51)

ふたり暮らしの手帖

ふたり暮らしの手帖

PR

プロフィール

サリィ斉藤

サリィ斉藤

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2008.04.18
XML
カテゴリ: 今日のつぶやき
細野晴臣と地球の仲間たち ~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~ 」というライブDVDを買いました。

昨年発売された、豪華なアーティスト陣による トリビュートアルバム の発売を受け、細野さんの還暦(!)を祝って行われたライヴイベントの記録です。

日比谷野外音楽堂はもう、十数年足を運んでいない場所ですが、映像を観ていると、夏の野音の空気が懐かしく蘇ってきました。

トリビュート+バースディパーティという、メモリアルな祝祭の雰囲気が楽しく、愛聴しているアルバムとはまた違った魅力があって、心がほっと緩んでいく感じです。



細野晴臣と地球の仲間たち ~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~


大好きな 『イエロー・マジック・カーニバル』 が、ヴァン・ダイク・パークス+サンディーのコラボで聴けるなんて、感激!

この「イエロー・マジック・カーニバル」という曲、YMOのバンド名の源とも言われてますが(オリジナルはティンパンアレーの『キャラメル・ママ』に収録)、私が初めて聴いた時、その歌詞の最初の一節に、「あっ」と心に響くものがありました。


南京街の可笑しなあの娘
とんちんかんな眼 見たら駄目よ
Yellow Magic
二度と目覚めぬ




横浜の実家で、三世代同居の家族で育った私の耳には、祖父母が使っていた言葉が今も鮮やかに残っていて、「南京街」というのもその一つなのです。

あ、それから「フーヨーハイ」というのもありました。
台所で、祖母と母が「今晩はフーヨーハイなんてどうだろね」「あらいいわね」なんて会話を交わしていた情景を、何となく覚えています。

(漢字で書くと芙蓉蟹、要するに“かに玉”のことなんですが…なぜか、我が家の祖父母はこう呼んでいました。祖母の方はたぶん死ぬまで、支那服、支那そば、支那人、という言い方も直せなかったかと思います)

そんな訳で、この曲を聴くと、自然に祖父母を思い出してしまい、子どもの頃家族で行った、今よりちょっと小汚くて、怪しげな異国情緒に満ちていた横浜中華街の光景やにおいが蘇って…
ついつい、ノスタルジックな思いに浸ってしまうのでした。

横浜の言葉といえば、「~じゃん」という語尾が代名詞のように言われてますが、これってもう、横浜独特のものでもないように思います。どうなんでしょうね?

今思い返すと、祖父母やそのきょうだいの世代の話しことばは、舌足らずでこそないものの、どちらかというとべらんめえ口調に近いような印象があります。
「笑点」の司会をしている桂歌丸師匠が、「バカなこと言ってんじゃないよっ」と楽太郎さんあたりを叱る時、ああ、懐かしいな、と感じることがあります(笑)それだけ私も、よく怒られていたってことでしょうか?

耳から紡がれる想い出が、あちこちと迷走してしまいました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.04.18 16:17:20
コメント(4) | コメントを書く
[今日のつぶやき] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


父のこと  
まろ0301  さん
 父は海軍の燃料廠に航空燃料を研究する技術屋として勤務していた関係上、横須賀、横浜で青春時代を過ごした時期があり、「南京街」のことも良く聞いたことがあります。映画を見たり、テニスをしたり、という日々のことも。
 父と初めて見合いをした時のことを母につい最近聞いたのですが、父がその頃としては珍しいおしゃれな靴下(かかとの部分が色違い)を履いていたのが印象深かった・・と言っていました。
 靴下が縁で結婚したような・・。
 横浜、おしゃれな街、というイメージは、数年前に行った時も私の中にしっかり残ってしまいました。
 細野さん、還暦ですか・・。ワタクシもあと二年。 (2008.04.19 18:20:57)

Re:父のこと(04/18)  
サリィ斉藤  さん

Re:南京街のおかしなあの娘(04/18)  
st mayao  さん
実は私は九州の人間なので、
横浜中華街を南京街という言い方をしていたなんて、全く知りませんでした~
それに、かに玉を芙蓉蟹とおっしゃっていたなんて。。。
なんとなく粋な感じがして、素敵だなぁと思うのは私だけでしょうか。
なぜかしら?
「じゃん」って日本語としてとても言いやすいので(笑)
つい使ってしまいます。
それにしても横浜って本当にお洒落なところですよね~
(2008.04.21 16:52:40)

浜っ子の定義  
サリィ斉藤  さん
st mayaoさん

>なんとなく粋な感じがして、素敵だなぁと思うのは私だけでしょうか。
>なぜかしら?

粋で素敵と言っていただけるのはとても嬉しいです。といっても、祖父母の死と同時にそれらの言葉も死んでしまったのが寂しいですが・・・

よく、三代続かなきゃ本物の江戸っ子とは言わないなんて言い方をするそうですが、浜っ子は「三日住んだら誰でも浜っ子」なんだそうですよ。
開放的で進取の気風に富む、そんなところも私は好きです。 (2008.04.22 16:31:19)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: