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カテゴリ: 今日のつぶやき
細野晴臣と地球の仲間たち ~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~

昨年発売された、豪華なアーティスト陣による トリビュートアルバム の発売を受け、細野さんの還暦(!)を祝って行われたライヴイベントの記録です。

日比谷野外音楽堂はもう、十数年足を運んでいない場所ですが、映像を観ていると、夏の野音の空気が懐かしく蘇ってきました。

トリビュート+バースディパーティという、メモリアルな祝祭の雰囲気が楽しく、愛聴しているアルバムとはまた違った魅力があって、心がほっと緩んでいく感じです。



細野晴臣と地球の仲間たち ~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~


大好きな 『イエロー・マジック・カーニバル』 が、ヴァン・ダイク・パークス+サンディーのコラボで聴けるなんて、感激!

この「イエロー・マジック・カーニバル」という曲、YMOのバンド名の源とも言われてますが(オリジナルはティンパンアレーの『キャラメル・ママ』に収録)、私が初めて聴いた時、その歌詞の最初の一節に、「あっ」と心に響くものがありました。



とんちんかんな眼 見たら駄目よ
Yellow Magic
二度と目覚めぬ




横浜の実家で、三世代同居の家族で育った私の耳には、祖父母が使っていた言葉が今も鮮やかに残っていて、「南京街」というのもその一つなのです。

あ、それから「フーヨーハイ」というのもありました。
台所で、祖母と母が「今晩はフーヨーハイなんてどうだろね」「あらいいわね」なんて会話を交わしていた情景を、何となく覚えています。

(漢字で書くと芙蓉蟹、要するに“かに玉”のことなんですが…なぜか、我が家の祖父母はこう呼んでいました。祖母の方はたぶん死ぬまで、支那服、支那そば、支那人、という言い方も直せなかったかと思います)

そんな訳で、この曲を聴くと、自然に祖父母を思い出してしまい、子どもの頃家族で行った、今よりちょっと小汚くて、怪しげな異国情緒に満ちていた横浜中華街の光景やにおいが蘇って…
ついつい、ノスタルジックな思いに浸ってしまうのでした。

横浜の言葉といえば、「~じゃん」という語尾が代名詞のように言われてますが、これってもう、横浜独特のものでもないように思います。どうなんでしょうね?

今思い返すと、祖父母やそのきょうだいの世代の話しことばは、舌足らずでこそないものの、どちらかというとべらんめえ口調に近いような印象があります。
「笑点」の司会をしている桂歌丸師匠が、「バカなこと言ってんじゃないよっ」と楽太郎さんあたりを叱る時、ああ、懐かしいな、と感じることがあります(笑)それだけ私も、よく怒られていたってことでしょうか?

耳から紡がれる想い出が、あちこちと迷走してしまいました。





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最終更新日  2008.04.18 16:17:20 コメント(4) | コメントを書く
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