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2006.07.02
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いきなり何だ?というようなタイトルで始まりだが・・・
このHPの常連さんは、私が結婚していた頃、不妊治療をしていたことをご存知かと思う。
実際に経験するまで、あれほど身体的、経済的、そして精神的にダメージを受けるものだとは思っていなかった。
結局、精神的な苦痛と、治療の副作用による痛みで1年数ヶ月で治療を断念し、「必要なものは、必要なときにやってくる」と結論付け、私達夫婦に子供がいるべきなら、とき、ところを神様が選んで授けてくださるだろうと、ふっ切れたのが最後だった。
(実際、子供がいなかったので、リコンもスムーズだったし、今の気楽な私がいるわけだし・・・)

が、ここしばく友人からいろんな話を聞くことになった。
独身の独り暮らしとなると、時間や家族を気にしなくていいからか、友人からのメールや電話で悩みなどを聞くことが多くなった。
そうやって、辛いときに打ち明け話をしてくれるということは、ある意味ヒトから信用されている、ということかもしれないので、有り難く思うことにしている。
で、この最近の友人からの話というのは、こんな感じである。


結婚してかれこれ10年。
過去に不妊治療をしていたが、大きな大学病院で医師の判断ミスにより緊急入院、且つ、カルテを別人と取り違えられる、という事があり、怖くなりそれ以後治療をやめ、漢方で自然に子供を授かるように願っていた。
が、ご主人の強い要望により、この度体外受精に踏み切った。
薬の副作用で、歩けなくなり、排尿も困難な為、痛みを忘れる為に他の場所をつねりながら用を足す、そんな生活をしながらも採卵(受精させる為の卵子を卵巣から針で採取する)したが、充分な受精卵が育たず、今回は断念。次回は数ヶ月後にまた同じ思いをすることになる。

<高校時代からの付き合いのHちゃん>
私と同じく30歳過ぎてからの結婚だった。
子供好きな彼女は、よほど妊娠を望んでいただろう。
が、いまだ授からず、昨年より不妊治療を開始。
もともと子宮筋腫があるため、なかなか授からない場合は、手術もあるだろう。
今までは勤めていたので気分転換が出来たが、本格的治療の為退職し、より一層自分を追い詰めてしまっている。
かなり参っている様子。 


すでに子育て9年選手である。
小学校に長男が上がったころ、「うちの子、とろいねん」と、勉強が進まない話をしていた彼女。
が、会うと愛想のいい可愛い男の子だったので、「可愛いし、それでいいやん」と、私も話していた。
が、実は精神面に障害があったらしく、小学2年の終わりごろから周囲の子供達に暴力を振るい、怪我をさせることが増え、カウンセリングの為養護学校に通うよう指導されたらしい。
未だに改善はなく、週に1度は母である私の友人が、菓子折りを持って怪我を負わせた子供宅を訪れて、頭を下げて回っているらしい。


子煩悩な彼。
会うたび、長男(4歳)の写真や笑えるエピソードを披露してくれていた。
二人目を望んでいたのだが、流産してしまい、その後しばらくはその話をしなかった。
その彼に、この6月めでたく第2子(次男)が誕生!
私までが嬉しかった。
が、先日、その次男くんが「ダウン症」であると告知された・・・。
世の中のダウン症患者が少なくないことは、頭ではわかっていた。
わかっていたが、ショックだった。
彼も立ち直れないぐらいのショックを受けたようで、何かの間違いであってくれ、と念じたという。
そして、「(ダウン症の)病状が酷くなって、早死にしてくれないか」と思ったのだと・・・
そんなことを考えた自分を恥じ、そして、子供の将来を案じ、自分はその子供を愛せるのだろうか?と、眠れない夜を過ごした彼と電話で話した夜、私も泣いた。

このすべての友人たちに、「人間は産まれてくることが奇跡だし、そうやって産まれてこられた自分を祝福せなあかんね」と私は話した。
それぞれの悩みの大きさに、私自身も聞くだけで辛かったが、当人達は押し潰されんばかりだろう。

命の神秘と、生の奇跡に敬意をもって生きたい、と、改めて思う。





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最終更新日  2006.07.02 18:45:20
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Re:子供を産み育てる、ということ。(07/02)  
はじめまして。テーマからきました。
sallyさんのこの記事すごく考え深いものでした。
私も不妊治療を続け、体外受精を進められ軽い鬱状態になり、
今は治療をお休みしています。
結婚5年目、赤ちゃんを待つ日々は4年目に入っています。

sallyさんのお友達みなさんに、幸せな未来が待っていますようにと
お祈りします☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆☆゜・*:.。.☆゜・*:.。.☆
(2006.07.02 19:30:19)

Re:子供を産み育てる、ということ。(07/02)  
えみりぁ  さん
私の周りには子供を通じての友人が多いので
子供ができない苦しみは実際わからないかもしれません 
不妊治療って精神的にも肉体的にも経済的にも
大変なんですね
努力もなく授かったものには奇跡や神秘が感じられないかもしれません
五体満足で生まれてきてくれたことをもっと感謝しなければいけませんね  (2006.07.02 19:53:33)

Re:子供を産み育てる、ということ。(07/02)  
take。  さん
人は皆いろいろな思いを抱えて生きていますよね。
生き方、考え方をいろいろと考えさせられ、久々に号泣してしまいました。 (2006.07.02 20:23:27)

Re:子供を産み育てる、ということ。(07/02)  
ringo069  さん
はじめまして
私は不妊治療真っ最中です。
まだ、タイミング法段階なので、身体てきな苦痛はそれほどでもないけど、精神的苦痛は日々大きくなっていきます。
経済的にも、払えなくはないけど、自然に出来たらこんなにお金も時間も費やさなくていいのになと思います。
仕事柄病気の子供と接する機会があります。
ダウン症で、心臓に合併症を抱えている子供とか、心奇形で、生まれてすぐ大手術をした子、それでも天国にいってしまった子・・・
やっぱり、親の気持ち考えると、私も仕事の立場忘れて泣いてしまいます。
(2006.07.03 20:52:19)

Re[1]:子供を産み育てる、ということ。(07/02)  
sally-1020  さん
ちょこのおうちさん
>はじめまして。テーマからきました。
>sallyさんのこの記事すごく考え深いものでした。
>私も不妊治療を続け、体外受精を進められ軽い鬱状態になり、
>今は治療をお休みしています。
>結婚5年目、赤ちゃんを待つ日々は4年目に入っています。

4年目ですか・・・お辛かったでしょうね。
不妊治療というのは、精神的な負担も大きく、他の病気の治療のように、着実に前に進むものでもないので、鬱になる方は多いはず。
そして、そのストレスが影響して、悪循環を引き起こしますよね。
休憩することはいいことだと思います。
私は医者に勧められて、人工授精を毎月していました。
薬がだんだん効かなくなって、服薬量も注射の単位量も増え続け、排卵日には排卵痛で歩けないこともしばしば。
それも「治療を休むと出来るものも出来なくなる」というドクターの言葉を信じていたからです。
が、最近とある大学病院の先生の話を聞くと、毎月人工授精をするなんて、薬の効きが悪くなるばかりか精神面にも悪いし、体力面でも苛酷なので、せめて2ヶ月に1回にするべきだ、というのです。
ホント、産婦人科医ってどうやって見分ければいいんでしょうね。 (2006.07.03 23:49:04)

Re[1]:子供を産み育てる、ということ。(07/02)  
sally-1020  さん
えみりぁさん
>私の周りには子供を通じての友人が多いので
>子供ができない苦しみは実際わからないかもしれません 

そうですよね。
主婦になってから、新しく出来る友達って言うのは、子供を通して出来ることが多いんです。
そういう意味でも、子供がいないと寂しい生活に陥りやすいですねー。
私なんかは、実家からかなり離れた小田舎だったので、周囲はおじいさん、おばあさんの年代の方ばかりで・・・。
実は姑なぞは、まだまだ若い!と言われる部類でした(笑)

>不妊治療って精神的にも肉体的にも経済的にも
>大変なんですね
>努力もなく授かったものには奇跡や神秘が感じられないかもしれません
>五体満足で生まれてきてくれたことをもっと感謝しなければいけませんね 
-----
そうですねー。
私も、昔は「親がもう少し背の高い子供に産んでくれれば・・・」なんて、不平をいった事もありますが、この丈夫な体、有り難い事です。 (2006.07.03 23:55:39)

Re[1]:子供を産み育てる、ということ。(07/02)  
sally-1020  さん
take。さん
>人は皆いろいろな思いを抱えて生きていますよね。
>生き方、考え方をいろいろと考えさせられ、久々に号泣してしまいました。
-----
take。さんとは共通するところが多く、ブログを拝見しても、ふむふむと共感することが多かったです。
また、遊びに来てくださいね。 (2006.07.03 23:57:30)

Re[1]:子供を産み育てる、ということ。(07/02)  
sally-1020  さん
ringo069さん
>はじめまして
>私は不妊治療真っ最中です。
>まだ、タイミング法段階なので、身体てきな苦痛はそれほどでもないけど、精神的苦痛は日々大きくなっていきます。

タイミングでも、卵胞ホルモンや黄体ホルモンの注射を打ったり、病院の待合で憂鬱な気持ちで待ったりするのが辛いでしょう?
「どうか続いてくれ」と高温期の継続を祈る中、体温が下がった朝には、悲しいやら、虚しいやら、涙がこぼれることもあると思います。
ブログで、そんな気持ちを共有できる仲間も増えるだろうし、少しずつ気分転換をして、治療を続けられるといいですね。

>経済的にも、払えなくはないけど、自然に出来たらこんなにお金も時間も費やさなくていいのになと思います。
>仕事柄病気の子供と接する機会があります。
>ダウン症で、心臓に合併症を抱えている子供とか、心奇形で、生まれてすぐ大手術をした子、それでも天国にいってしまった子・・・
>やっぱり、親の気持ち考えると、私も仕事の立場忘れて泣いてしまいます。
-----
医療関係のお仕事なんですね。
きついけれど、やりがいのあるオシゴトだと思います。
無理にならない程度に、頑張ってくださいね。 (2006.07.04 00:05:36)

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