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赤岳でゆっくりしたいところですが、先のこともあるのであまりゆっくりせず出発。
6月に来た時、赤岳⇒地蔵の頭は結構な斜度だった記憶がありましたが、案の定結構な斜度・・・。
おまけに私の技術では、立ったまま前向きに降りられないので、後ろ向きに四つん這いになって慎重に降りました。
どう降りればいいんでしょう??

地蔵の頭について、横岳方面に向かうか、このまま下山するか1秒ほど悩みました。
まあ、今までの行程が予定よりかなり速く進んでいたので、慎重にゆっくり行こうと決めて横岳方面に向かいます。
ただ、このあたりからちょっとお腹が空いてきたので、山を風よけにして、おにぎり・クリームパンを食べました。
風があって適度に寒いこともあり、汗もかかず、喉もかわかないので、結局下山するまで500mlも飲みませんでした。。

☝振り返って赤岳方面。
写真だと綺麗な景色で気分よく歩いているように感じますが、横岳付近は危険地帯が幾つか。。
写真は撮っている余裕がないのでありませんが、まずははしご。
アイゼンをつけて登るのは初めてでちょっと滑ります。
次に雪の急登。
東側は日がよく当たるので、一部ゆるくなっている箇所あり。
おまけに崖のようになっているので、滑って落ちたら「さよなら~~~~」というところが幾つか。。
そのほかは、鎖場があったりしますが、そこは慎重に行けばよし!
三叉峰までで、一番危険と感じたのがトラバース(1箇所)。
雪は少なめな上、鎖などなく、さらにつかめる岩もない。
トレースは普通に歩いたっぽいあとがありましたが、それで滑ったら滑落してしまうので、今の私にはそこまで歩ける技術はないです。
かなりへっぴり腰になりながら、トラバースに張り付いてカニ歩き。。
ピッケルも刺さる場所と刺さらない場所があり、アイゼンに頼って1歩1歩慎重に進みました。
たった、10mくらいですがかなり神経を使いました。

三叉峰についてホッと一息。
横岳が見えます。
横岳までは危険箇所なくあっという間に到着。

横岳と富士山。

赤岳とおっさん(若者かもしれませんが^^;)
さて、危険箇所がさったと思ったら、最後の最後でもう1つありました。
横岳からの下りもちょっと怖かったですが、今までのことを考えればそんなに怖くなくなっていました。
(良い意味で麻痺してきた??)

写真だとわかりにくいですが、ナイフリッジです。
距離は1~2mとものすごいちょっとなんですが、道幅が狭いのと風が強い。。。
慎重に慎重に進みました。
アイゼン履いているととにかく歩きにくく、しゃがみながら歩きましたが、爪が引っかかって最後の1歩でこけそうになり、かなり焦りました^^;
ナイフリッジをすぎれば、あとは危険箇所は全くなし!!

火星に雪が降ったみたいな場所を一度硫黄岳山荘まで下り、それから硫黄岳まで登り返します。
ナイフリッジを過ぎて下りに入ると、急に風が強くなり、まっすぐ歩けないくらい・飛ばされそうになるくらい風が強かったです。
そのためか、雪がほとんど無く岩地帯を歩く羽目に。。
そこでアイゼンの爪を引っ掛けて前のめりに転んでしまいました。
両膝と腕、手、そしてオデコをぶつけ、かなり凹みました。
風のせいか疲れのせいかわかりませんが、体制を崩した時に、足や手が全く出なかった。
いつもは踏ん張るために足が前に出るんですが、足が出ないから直立のまま地面に転びました。
最近転ぶことも多く、年なんでしょうかね(泣)
硫黄岳山荘前でちょっと休憩。
やっぱり風強い。。
硫黄岳まではケルンの影に隠れて休憩しながら登りました。
最近はロードばかり走って、山に入っていなかったので山体力が大分落ちてしまいました。
このくらいの行動時間&斜度なら今までは普通に歩けましたが、とにかく全身が疲れて快適登山の領域を超えていました^^;

ただ、風が強くても景色は最高^^v

硫黄岳についてしまえばあとは下るだけ。
雪の綺麗な稜線が見下ろせます。
稜線から樹林帯に入り、延々赤岳鉱泉を目指します。
結構な急登だったので、あっという間に標高が下がり、気温も高く、熱くなってきました。
途中ニット帽・上着を脱いで、手袋も普通のものに交換しました。

赤岳鉱泉に着くと、あの有名なアイスキャンディーに皆さん張り付いていました。
そして人も多く、ここは山の中?というほどの人でした。
ピッケルからストックに変更して今度はひたすら美濃戸口を目指します。
下山している時、私が毎週欠かさず見ている「山登り大好き」に出ている笹倉さんとすれ違ったような気がしました。
家の人がファンということや意外にミーハーな私は声をかけたかったですが、すれ違ったあとに「あれ?どこかで見た人だな??」とあとから気づいたので声をかけられませんでした。
握手くらいできたら家の人に自慢できるんだけれどなぁ~と、かなりテンションが上がりながらテクテク歩きました。
美濃戸山荘でアイゼンを外して林道を歩くこと40分。
やっとスタート地点の駐車場に到着です。
朝は水たまりも凍っていましたが、戻ってくると溶けていてぐちゃぐちゃ。
水たまり付近に車を止めたので、ちょっと避けながら乗り込むのに大変でした^^;
予定より速く車に到着できたので、ライトも使うことなく、明るい間に帰って来れました。
今回は、初のピッケル&12本アイゼン使用でしたが、ピッケル・アイゼンのありがたみをかなり感じました。
特にピッケルは大活躍で、これがなかったら今日の行程は無理でした。
さて、次はどこの山に行こうかなぁ~~~

やっぱり下山後はアイスでしょう!!!
おしまい。
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