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2003年09月27日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
凍えてしまいそうな心に私は、何度も問いかけていた。きっとすべてがうまくいく。風の冷たさが頬にあたり涙が凍りそうなくらいつめたい時も、きっとうまくいくそう何度となく自分に問いかけた。東京の景色を一面の銀世界に変えた冷たい雪も、春が来れば、嘘のように消えていく。心の春よこい。今すぐでなくてもいい。きっとこの冬の先に春がある。そしてそれは必ずやってくる。街を歩きながらふと見た先に見知らぬ教会の建物に十字架が屋根の上に空高くそびえたっていた。その先に太陽が冬の光を放っていた。
心の春よこい。
気持ちは少しずつ楽になっていった。この見知らぬ教会に悩みも悲しみも置いていこう。
神様どうぞ少しだけ置いていきます。でもまた取りにきます。もっと元気になったら。この悲しみも苦しみも私のものなのだから。
ケイタイが鳴った。妻からだった。デートの約束をした。夫婦なのに恋人のように。おかしいねと片言の日本語で妻が言った。

名も知れぬ神社がけっこう私の家のまわりにもあった。日本の神様だといったら妻が行こうといった。あなたが悪い人なら神様が見ていると。書店にふたりして入った。近くの神社をリストアップした。妻には日本の神社が面白かったらしい。お賽銭箱にお金を入れて二人して祈った。日本の神様は、ロシア人は、だめなの?
と妻が疑問をぶつけたので問題ないといった。ふたりには、きっと神様が味方する。妻が言った。
神様なんて迷信だよと思っていた私にも今は、神様がいた。いまは迷信だなんて思わなかった。神社の階段を下りながら妻と私は手をつないだ。ふたりの背後には、名も知らぬ神様がいた。そう思えた。ふたりの瞳は、確かに神様をさがそうとしていた。春の神様を






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最終更新日  2003年09月27日 22時22分28秒
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