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朝、ホテルで目覚めてあらためてロシアにいることを実感した。窓のそとには、西洋の建物が並んでいる。ホテルの部屋は、大きなつくりだドアーにしても天井の高さにしても、びっくりするほどだ。ある時期アメリカと互角に世界の中でその地位をしめていたのもうなずける。
朝風呂に入るが息子(ぽこちん)は元気がない。うなだれたままだ。まあ朝立ちとはいかない年齢かなとさびしさに涙を流す。息子よ頑張れと声をかけるが無視された。相手次第だ。息子をぎゅっと握る。
昨日の通訳がやってくる。ドアーを開けると、うまく化粧した顔が
おもいっきりの笑顔を作っていた。
ホテルのレストランで落ち着かぬ時間をすごしていた。朝11時の待ち合わせに、彼女は遅れているのだ。通訳が言い訳をしているがもう30分もすぎている。外国人は時間の観念がないルーズだということを実感した。
がしかし45分待ったかいはあった。通訳よりきれいだ。かみは金髪ではない。黒髪にブルーの瞳長い髪がかたまでたれて程よいウエーブがかかっている。眠っていた息子(ぽこちん)が目をさましたた。おもいっきり暴れたがっている。親不孝ものだ。息子は正直ものだ。しかししばらくがまんせよまずは紳士でいかねば。
レストランの席に着いた彼女は、さわやかな笑顔をみせた。私はあわてて頬をつねった。それも力いっぱい。痛すぎる。