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2010年10月20日
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やはり手術は、いやだ。だいいち異物が骨の中に挿入されるなんて考えただけでもゾッと
する。私の体も心も手術に対して拒否反応を示した。
さあ一体どうするか 自然につながるのを待つか?
一体昔の人はどうやって骨折をなおしたのだろうか 若ければ骨の成長も早いし自然につながるのも速いらしい。
あとは寝たきり老人のように、なるべく動かないでくっ付くのを待つか
そのうちになんだかそんなことにチャレンジしてみていいと思った。無謀だよと妹。
じゃつながらなかったらどうするのと言われた。私にどれだけの生命力、回復力があるか試してみようと変に興奮した。
これを口実に人生ひと休み。てなわけで会社に報告。もちろん大目玉だ。今すぐにだって出てきてほしいんだ。いつ出てこれるんだ。骨折ぐらい命にかかわることでもないだろ。電話の向こうの上司の声は狂ったように怒っていた。当然だよな上司の立場だったらと妙に同情した。
しかしこっちにはこっちの都合と言うものがあるんだ。とはいわなかったがまあそんな雰囲気は、伝わった。電話をきった。


それからの私は、左腕を病院からもらった固定用の金具入りのスポンジのようなちょうど左腕全体カバーする長さのものでそので包帯を巻いて手を固定しまたその上から包帯を巻くという状態で日々過ごすこととなったのだ。包帯は妹に2日に一回新しいのと取り替えてもらった。
多分私の感じでは1か月もすればくっつくさ。後は寝たきり老人。ビデオ三昧、読書三昧と心を躍らせた。
脳天気な奴だ。と思われてもしかたなかった。その結果会社を辞めるはめになってしまったのだ。
身から出た錆。そう、いま錆び落としをしているんだよと自分に言い訳した。
ロシアの彼女には、本当のことを話そう。心配するけどそれはそれでしょうがない。
事故にあってものの見方も変わってきた。何かに追い立てられて見えなかったものそれがなんなのか 私は心のそこから知りたくなっていたのである。

読書三昧もビデオ三昧も1週間もすると飽きてきた。寝たきりとはいわないがなるべく動かないで寝ているというのは大変なことだ。ストレスだってけっこうたまる。それに骨がつくのかつかないのか不安だ。片手だけになっちゃうのかな・・・・
しかしここで方針をかえたら男がすたる。わたしは、新たに1ヶ月という目標をきめていた。
ロシアの彼女との電話のやりとりでいつ骨折が治りそうなのか彼女はしきりと心配していた。仕事をやめたなんてとても言える雰囲気ではなかった。ついつい言いそびれていた。
早く日本で会いたい二人は、そう思っていた。それに離れていることがこんなにつらいことなのかとお互い感じだしていた。
「治りしだいすぐ日本に呼ぶよ」

うれしそうな彼女の声がかえってきた。
さあ頑張らねば。ただあまり動けないのは、わたしにとって、わたしの体の体形をよりふくよかすぎる状態にしかねかねない。体形維持は、愛の維持にもつながる。だれがいったってそれはわたし自身がもう一人のわたしにいったのだ。名言だよな。変に自画自賛。俺ってやっぱり変?







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最終更新日  2010年10月20日 08時53分17秒
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