心の中は暖かく

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2011年07月19日
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政府は、流通している物は安全だと言っていたはず。
そして、いたずらに騒ぎ立てるのは風評被害を煽る行為だと言っていたはず。

しかし。

やっぱり、汚染された食品が出回っていたことが判明しました。

牛に関しては個体識別番号のことを知っていて、携帯で見ながら買い物をしていたので、今に至ってもそれほど怖がらなくてもいい気がしていますが、それにしても、被害の広がりのあまりの広さに驚いています。
福島県産の牛がやっと出荷自粛となりましたが、福島の牛だけでなく、東北や北関東の牛は危ないのではないかと思います。

乳牛に至ってはもう24都道府県に移送されていっていて、いったいどこの牛乳が安全かすらわからない状況です。
NHKで牛乳の安全性を強調している朝の情報番組で、未検出の文字の上に300ベクレル以下未検出とあり、やっぱりと思ってみていました。
300ベクレル以下未検出ということは、300ベクレルの牛乳だと考えた方が安全です。


5月から6月にかけてのニュースで、警戒避難区域の畜産農家が、自分の牛の引き取り先が決まらないから避難出来ないというような話をしていたのを聞いて、汚染牛が食卓に上ることになるだろうと予測してはいましたが、本当に現実になってしまいました。
人が内部被ばくする恐れがあるところにいて、牛だけが大丈夫なんてことはありえないわけですから、それを同情して放送していたテレビも同罪と言えば同罪ですが、おかげで牛が他所に移送されていることが分かったので、私は対策を立てることが出来ました。

一昨日、近所の高級スーパーに行って、特売になっていた国産和牛のパック1800円前後を見たら、福島県生まれ福島県育ちでびっくりしました。
高いからと言って安全ではなく、自分でしっかり確認することの大切さを改めて知りました。

福島の牛の全頭検査が始まるかもしれないそうですが、セシウムに汚染された藁を食べさせていれば、福島でなくても危ない牛はいっぱいいるはずで、福島だけ検査というのはちょっと不思議です。
また、セシウム藁を販売した農家が、涙ながらに話している後ろで、青々とした水田が移っていたと、友人が顔をひきつらせていましたが、高濃度のセシウムの藁が出来た田んぼの稲は大丈夫なはずがない気がするのは私たちだけでしょうか。

復興がいけないとは思いませんし、ぜひ復興してほしいと思わずにはいられませんが、明らかに危険な食品を作るのはやめてほしいものだと消費者としての私は思っています。

国会でも漁業の復興に補助をする話がされていましたが、がれきの撤去をしたら、養殖の再開と言われても、それを食べたいとは思えずにいます。
水産物は産地ではなくて、水揚げ漁港の県名で販売されるので、ほとんど魚を食べれないままです。

危なくないと言われても、後から後から恐ろしいことが出てくるので、国の発表をどれだけ信じていいものやら…
とにかく初めての経験ですから、データが出てから話をするというスタンスでは遅いのに、専門家や国はデータがお好きなので、生活者としては危なそうな物は皆避けることになります。

そして、後から実は安全でしたというのでも、良いのではないかと思います。
科学的とか非科学的とか、そういうことより、まず安全を考えてほしいものだと思います。














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最終更新日  2011年07月20日 14時37分34秒 コメント(3) | コメントを書く


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