海を眺めながら

海を眺めながら

2013.01.04
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カジュラホ空港まで車で5分、空港の職員が同乗しています。空港の建物にスムースに入場するためだそうです。日本でもどの国でも、手荷物検査のところまでは見送りの人が来れますが、インドでは建物内に入れません。
UTS(インドの旅行会社)がいくら支払っているかは知りません。

厳重な手荷物検査をされたのち、カジュラホ空港の待合室
DSC05742.JPG

今日はアグラ空港が開港した日なので、30分ほど遅れ気味だそうです。
古い小さなローカル空港 誘導路を走っていたかと思うとUターンして離陸。
DSC05744.JPG

機内は空いていました。1時間で到着。
ヴェナレスの空港は、近代的だがデリー空港と同じで荷物が出てくるまで時間がかかります。
DSC05747.JPG

ホテルまで車で30分。途中、
「明日の朝ガンジスに行きますが、夜のガンジスも良いですよ。街の案内と舟に乗るツアーがあります。どうですか?」とオファーを受ける。しかし手持ちのルピーが残りわずか。


ロビーに戻って待っているとイムランが戻り、6,000ルピーに替えてくれました。レートはどうなのかな?

夜のガンガーツアーは、1,000ルピーだという。
「1,000ルピーの中には、チップも入っていますか?」と尋ねる。
「はい、これはワタシの会社のツアーじゃありません。別の会社で800ルピー取りますネ。運転手がチップ200ルピーですネ。ジョーさんが毎日くれる500ルピーは払ってください。」日本語が下手とはいえ、その言い方にカチンと来つつ、嘘があるようにも感じる。ヴェナレスにも旅行会社の支店があるはずだし、運転手はそこの社員だと思う。それでも、「行きますよ。」と答えた。玄関の外で運転手と話している。戻ってきて、「時間が遅いから舟はありませんが、いいですか?」
もともと、AI405便の運行時間が早い時間だったときは、夕刻ホテル着だったから舟に間に合うツアーだったのだろう。
しかし、もう舟には乗れないのに同じなのか?だんだん機嫌が悪くなるが、ここは専属ガイドの顔を立てて1,000ルピー払いました。

ヴェナレスの街中は、人通りが多く活気があった。
車の両側、中学生くらいの女子生徒が三々五々、歩いていたり自転車に乗っていたりするのに出くわす。
「この子たちは何をしているのですか?」
「塾の帰りデス。ワタシも塾に行っていました。」(あんたのことは聞いていないよ)
日本で入手した知識と異なり、他の街よりも豊かだと感じます。


河岸まで歩く。道を間違えたようでイムランが通行人に尋ねます。
「この道は閉まっている時間です。戻りましょう。」(道が閉まるのか?)
「警察に払って、通っているリキシャがいますネ。」(ネットで見て知っている)

ガートへの入り口に着いた。
DSC05748.JPG

闇で対岸が見えず、川幅も分からない。ガンガーを実感できません。


上流に向かって、ぐんぐん歩く。ガートの境を越え、ガートが変わるたびに段差や幅が変わります。

ガートの1つ、閑散としている。
DSC05749.JPG
DSC05750.JPG

ガート(GHAT)は、川辺から土手までの50mくらい、河に沿って30mくらいを「海の家」のように占有し、階段や土手をコンクリート等で固めてある場所です。寺院が持っていたり、マハラジャが整備したりしたものがあります。

濡れているところを行こうとするので、汚いところを歩かせるなと文句を言う。
暗いですし、道を選んで歩かないと牛や犬の糞尿に足を突っ込みます。
子供たちがクリケットをやっていて、飛んでくるボールが危険。
イムランに言いつけて、通り過ぎる間、やめさせる。

最も上流(南)に行く。川辺に火が見える。
「火葬です。近づいてはいけません。ここから見ましょう。」と100mの距離からイムラン。
「そばで見ている人もいますよ。」(写真がダメなのは知っている)
「違う宗教の人はダメです。」
「白人もいますよ。」適当なことを言って、かまわず近づきます。
燃えているところから10mまで迫り、じっと見る。
「ここだったら大丈夫ですネ」(よく言うよ)
10人弱の人たちが取り囲んでいましたが、全然分かりませんでした。

ここには、84のガートがあって、上流と下流の端に1つずつ、2つの焼き場がある。ヴェナレスに来る前は、焼き場と沐浴と洗濯がゴチャ混ぜになっているものだと思っていたが、全然違いました。
焼き場では同時に5体焼けるそうです。合計10体。
「1日に何人焼けますか?」
「・・・・・・。(インド人は分からないとは言わない)」
「1人焼くのに時間はどのくらいかかりますか?」
「・・・1時間くらいです。」(最大240体じゃないか。九九は得意だろ?)

焼き場の上方、ガンガーを見下ろせるところに、電磁式の火葬場が建てられています。長い問答を重ねた結果、どちらを使ってもガンガーで火葬されたことになるらしいと分かりました。
なお、川辺を選んだ場合、薪を使いますが高価だそうです。

ヒンドゥー寺院
<DSC05752.JPG

帰りもぐんぐん歩きます。イムランが説明するが、意味が分からないので「興味ない」と言います。
クリケットの子供たちをイムランが制します。
「ハヤクゥ、ハヤクゥ!」と子供たちが「早く通れ」とせかします。(クソガキ、ひっぱたいてやろうか!)子供でさえ的確に日本人だと判定します。

大通りに出ます。車がいません。イムランが電話で運転手を呼びます。運転手は「ガートから電話すればいいだろ!」(想像)と怒鳴っています。こんな散歩に1,000ルピーの価値があるとは思えません。
10分でホテルに着き、「不愉快だ。I wasted my time」と言い捨て降りました。今宵はチップをやりませんでした。
夕食は、カレーに飽きたので中華にしました。酢豚もどき、チャーハン、焼きそばは最初から酢が入っています。
部屋に戻ってシャワー。浴槽はないが、本当に5分で熱い湯が出た。デリーと同じくらいの部屋だが快眠しました。





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最終更新日  2013.01.12 12:52:02
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