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初翻訳の作家らしい。
筋立ては、確かに「マイ・フェア・レディ」と「プリティ・ウーマン」の融合ような感じだが、もう少し複雑だ。
1867年、イギリス、ロンドン。単身インドへ渡り財産を築いたサイモンは、庶民院の議席を獲得するために風紀取締官の任務についていた。彼は娼館の手入れに行った際、屋根裏部屋で、いかにも虐待を受けた様子のクリスティーンと出会う。監獄に送るべきではあったが、その気にはなれず、自宅に連れ帰る。彼女を庇護するため、いとこと称し、淑女の教育を受けさせ、自立を手助けすることにするのだが、彼女には秘密があった。
サイモンがつらい過去を持ち自力で這い上がってきたというところが、かの2作品との大きな違いだろう。
対するクリスティーンも弟妹を守りたい一身で、田舎からロンドンにやってきた娘。
2人とも自分のために行動しているのではないところが、好感が持てた。
最後がバタバタしすぎな感は否めないが、なかなか面白かった。
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