さらりさらりと生きて行かん天樹のもとで

「～炎のように燃える私の怒り～」

私の中にひそむ魔物よ　　　　　お前は誰だ

炎のように燃えるこの怒り

見えすいた偽りの仮面のしたの　　　　　

冷たさともろさ

一瞬のうちに　　私の穴から飛び出してくる

これはすべて怖れなのか

ただ怖れでしかないのか

安らぎと自由の地に

私を導いてくれる地図はないのか

ゆるしという橋を渡る

ただそれだけで

私は本当にすべてとの一体感を　

味わえるのだろうか

ただそれだけの単純なことに

なぜ私は全身で抵抗しているのか

困難、困難、そして新たなる困難

次々と行く手を阻む障害物

人生には困難しかないというのか

私はいつ完全に気づくのか

他者と私を隔てる壁のすべては

私自身が築いたものだということに

その時私は知るだろう

聖なる愛を怖れ

神を怖れていたがゆえに

私自身が壁を作っていたということを