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あの事件から約1週間・・・。




K君が私と彼を会わそうとしていなかったのは彼と私の関係が依存という形としかなかったからだということ。
それでもいいんじゃないかと思っていたけど今考えたらあのときの私達には信頼とい気持ちが薄れていたと思う。



そして彼が自分の病気のことを自覚しパニックと鬱病を併発してしまったこと。
K君はこのことを私だけじゃ無理って理解してくれたし、私をも支えようとしてくれてる。

そんなK君を支えているのはMちゃん。



友達の大切さを痛感。

みんな大好き、感謝しきれないです。




結局私が我慢できなくて彼の元へ訪ねた。

そして今は学校も休みになったのでゆっくり二人でのんびり過ごしています。



けれど刻一刻と時間が減ってゆきます。


こんなに愛してるのに。








ここからは彼にもMちゃんにも話せないこと







彼と離れ離れになっていた4日間の間のこと




私のことが心配でMちゃんとK君が一日交代で様子を見にきてくれていた。
Mちゃんの時は平気だったんだけど、K君が来るたびに私はK君に泣きついていた。



私  「お願い、彼に会わせて。」

K君 「今の二人はダメだよ、少し冷静になってみなよ。」

私  「私達には時間が無いんだよ?」

K君 「知ってるさ、だからもっと冷静になんなくちゃダメなんだよ。」



K君 「分かってない、今のお前達はただ寂しいから一緒に居るだけだろ。」

私  「・・・・・・。」

K君 「ササだって気づいてるんだろ?気づいてるのにアイツに合わせてそのまま一緒になって寂しがってんじゃねぇかよ。ササには幸せで居て欲しいんだよ。」

私  「K君の言う通りかもね(苦笑)K君はMちゃんの幸せを願ってないとダメだよ」



私はそう言って立ち上がった瞬間K君に腕をつかまれた。





私  「・・・・・・・・。」


私の腕には彼に縛った時に出来た痣が残っていた。
痣が消える前にまた縛るのでなかなか消えてなかった。
少し蚯蚓腫れのようになっていた。
そんなことK君には話せなかった。




K君は私の腕をそのまま引き寄せ私を抱きしめた。


彼とは違う体温、脈拍、匂い・・・・・。



K君 「ササのそんな姿見たくて俺は諦めたんじゃないんだよ。」





頭が真っ白になった。




K君 「ササのこと好きだよ。でも俺が好きだったのはアイツと幸せそうに過ごすお前だからでこんな姿を俺にみせんなよ。」




K君は同じクラスメイトで教室でも一緒に楽しく話してて、お互いの悩みを相談をしたり時には厳しく叱りあったり、涙したり、ある意味彼とは違うけどとても近い距離で大切な存在で・・・・。




K君 「この前飲み会の時お前が田中に絡まれたじゃん。」

私  「うん。」

K君 「本当は俺が田中を殴りたかった。」

私  「うん。」

K君 「そして堂々とササを抱きしめたアイツが羨ましかった。」

私  「うん。」

K君 「全部、全部羨ましかったんだ…。」

私  「うん・・・・・。」



K君の声は震えていた。
そのまま二人とも抱き合い泣きながら一緒に眠りについた。
大好きで大好きで大好きな友達として。




K君とのことはひっそりと胸に閉まっておくつもりです。





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最終更新日  2005.03.26 00:39:56
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