お太助のブログ

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2016.01.23
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カテゴリ: 刀剣
 あっという間に年があらたまり1月も20日を過ぎましたが、本年も宜しくお願いいたします。
 そんな皆さんに贈り物ではありませんが、献上鮫と呼ばれるものをご紹介いたします。
 先日、刀剣屋さんに寄ったところ陳列ケースに収まっておりました。写真におさめさせていただきました。通称鮫皮といわれるものに十二単を着せたりして飾り、贈り物に用いられました。いつごろのものかわかりませんが、それはそれは金にも匹敵するぐらい高価なものであったといわれております。鮫皮は正倉院御物の国宝「金銀鈿荘唐太刀」にも用いられていることからも、古くから重宝されていたのでしょう。
 さて、この鮫皮は刀剣の世界では、その拵を作るのに用いられ、鞘のほかほとんどの柄部分に使われています。鞘にもそのまままいたり漆を塗り研ぎ出ししてその粒などを装飾としております。その粒の並び方があたかも梅花のようなものもあり、梅花皮(かいらぎ)と呼ばれ鮫皮の別称ともなっています。
 ところでこの鮫皮、我々が知っている鮫の皮ではなくエイの表皮の下の背中部分の皮になります。昔の人は、エイも鮫としていたのかもしれません、また、チョウザメは淡水魚で、形が似ておりますが全く鮫ではありません。なお、このチョウザメの背中のウロコが蝶々の羽に似ていることから、この名がついており、これも鞘の装飾につかわれることがあります。
「広辞苑」によれば、
 さめがわ【鮫皮・沙皮】いわゆる鮫の皮(実はアカエイの近似種 Trygon sephen の皮。南方から密輸されていた)を乾かして製したもの。刀剣の柄(つか)または鞘(さや)に用いるとされている。ちなみに鮫は、狭目の意で、横口目の海魚中エイ類以外のものの総称。鱶(ふか)は別称。
 さめはだ【鮫肌】鮫の皮のようにざらざらした人の肌。
となっております。


献上鮫
献上鮫

かいらぎ
梅花皮(かいらぎ)





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Last updated  2016.01.23 21:37:23
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