撮り人の個人的な旅 by Sataiya

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カテゴリ: タイの食
1301-28.5cm45p.jpg

でパッタイを食べて以来、お気に入りの店となりました。
そして、今年もまた食べに行って来ました。
この店は夕方6時前くらいに開店。客足の途絶えない人気のお店です。
一皿20バーツ。もう一つの皿に生野菜が豪快に盛られます。

1330-28.5cm45p.jpg

写真に撮るとあまり美味しそうに見えませんが、味は好いです。

生野菜は無料。おかわりも無料です。サニーレタス(パックサラト)、ニラ(クイチャーイ)、もやし(トゥアゴーク)、バナナの蕾(フアプリー)、ライム(マナーオ)が盛られています。

この店のパッタイは調理の段階で一切砂糖を入れません。

この店のパッタイはオーソドックスなのとは少し違いがあります。
ニラ(クイチャーイ)を入れずカイラン(カナー)を入れます。干しえび(クンヘング)も入れず、豚肉(ムゥー)が入っています。
食材は、麺(セン)《極細麺(センミー)、細麺(センレック)、太麺(センヤイ)の三種あり選択可能です》に卵(カイ)、カイラン(カナー)、タイ風たくあん(フアチャイポー)、揚げ豆腐(タオフー)、豚肉(ムゥー)、もやし(トゥアゴーク)、砕いたピーナッツ(トゥアリソン)に魚醤(ナンプラー)などの調味料で味付けして出来上がり。

テーブルには調味料セットが置かれています。唐辛子(プリックヘング)、砂糖(ナムターン)、砕いたピーナッツ(トゥアリソン)の3種。お好みで味付け出来ます。
更にお好みでライム(マナーオ)をかけて食べます。
濃い味が好きな人は、これでもかと言わんばかりに大量に調味料を注ぎ込んでいます。
私はピーナツ少々、唐辛子少々で砂糖は入れず、軽くマナーオをかければ充分です。後は生野菜をしこたま喰らいます。

オーソドックスなパッタイはと云うと、細麺(センレック)に具は、卵(カイ)、ニラ(クイチャーイ)、もやし(トゥアゴーク)、タイ風たくあん(フアチャイポー)、揚げ豆腐(タオフー)、干しえび(クンヘング)、砕いたピーナッツ(トゥアリソン)に魚醤(ナンプラー)、唐辛子(プリック)、砂糖(ナムターン)で味付け、お好みでライム(マナーオ)を搾ってかけて召し上がります。濃い味にしたい人は、唐辛子、砂糖、ピーナッツをお好みで注ぎ足します。

店によって鶏肉や豚肉を入れたり、多少に違いがありますが、大体上記の食材で調理するのが基本だと思います。

パッタイの売られ方は大きく分けて2種類あります。
調理済みのものが売られているタイプと注文してから調理するタイプです。

注文してから調理してくれるタイプは食事として適しています。屋台や食堂などで売られています。値段は20~25バーツ程度。


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 こちらは細麺(センレック)

一つ残念な事が…。
「1月から25バーツに値上げします」との貼り紙が…。
とうとうこの店も、値上げラッシュに煽られてしまいました。

何の予告もなく値上げする店が多い中、「値上げします」と予告の貼り紙をするなんて随分と良心的な店だと思いました。
5バーツ値上げで客足が遠退くのではないだろうかと余計な心配をしてしまいます。これはかなり強気の値上げだと思います。矢張り、味に自信があるからなせるのでしょう。
値上げせず頑張っている店も多いので、出来れば値上げはして欲しくないのですが…。

「パッタイ」(パットタイ)は、「タイ風焼きそば」又は「タイ風焼きうどん」と日本のタイ料理屋のメニューなどには書かれている事が多いようです。

パッタイは第二次世界大戦時の首相プレーク・ピブーンソンクラームにより、食糧危機を懸念して、米の消費量を抑える目的で広められたと言われています。

私は長年パッタイが苦手でした。
初めて食べたパッタイに原因がありました。バンコクの屋台で食べたのが最初でした。其れは油っこく、砂糖たっぷりのかなり甘い味付けでした。其れ以来、パッタイは苦手になりました。
其の後、各地で何度かパッタイを口にしました。甘くしない店もありましたが、大抵砂糖が入っているので、砂糖を意識してしまうと美味しくいただけないので、パッタイ以外の美味しいものをと思いパッタイは完全にアウトオブ眼中になった事もありました。
お菓子に砂糖が入っているのは自然と受け入れられるのですが、料理に砂糖が入っている事に違和感を覚えてしまいます。甘さは隠し味程度に抑えていただけたいものなのですが…。
パッタイは「油っこい」と「甘い」を兼ね備えたクセモノと云う印象が強くなって行きました。
後に“砂糖抜き”での注文が出来ると知り、「砂糖入れないで下さい」と注文。これなら美味しく頂けるとなりました。
タイ人は人によってはかなり細かく注文しています。「ナンプラー少なめで」とか「ピーナッツは入れないで」とか「麺多めで野菜少なめで」とか遠慮なく注文をつけます。

其の後、友人宅で食事をご馳走になる機会がありました。其処で出されたのがパッタイでした。其れが激甘。よりによって激甘。事前に友人からは「嫌いな食べ物ない?」と訊かれていたのですが、其の時、「何でも食べられるよ」と適当に答えてしまったのが失敗でした。
料理に砂糖を入れられるのだけはご勘弁でした…。隠し味程度の甘さなら好いのですが…。
友人宅のパッタイはお菓子のような甘さでしたが、美味しく頂きました。「どう?美味しい?」と訊くので「美味しい!」などと答えてしまったのが災いしました。何とおかわりを盛って呉れたのでした。
この一件で又、パッタイが遠退きました。

其の後、長らくパッタイを食べずにいましたが、或る時、気紛れで久々にパッタイでもと食べてみたのが、砂糖を全く入れないパッタイでした。以後、お気に入りの屋台となりました。

過去を辿ってみれば…、子供の頃、横浜の中華街で食べたラーメンが甘い味付けで其れが子供心に凄く嫌な印象を残してしまって…、其れ以来の甘いパッタイでした。
砂糖の入った料理はどうも苦手です。甘いお菓子は大抵好きなのですが…。







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最終更新日  2008.03.15 22:36:21
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