サトちゃんのいる風景

2009.06.29
XML
カテゴリ: 奇人変人列伝
このブログでは色恋についての内容がないので、今日は大恋愛の話を書いてみます。

内容は我が友人ホリイとアキコさんとの大恋愛です。

ホリイがアキコさんに恋したのは高校生のとき。ちなみにアキコさんはおっぱいの大きな人でした。顔はあんまり覚えていません。爆乳の印象が大きいので。

さて、卒業してもホリイはアキコさんのことが好きでしょうがなかったみたいで、何かと機会を見つけては、飲み会とか同窓会とか開いていたんですね。

しかしアキコさんがアメリカに留学することになったんですよ。
それからは会えなくなる寂しさからか、ホリイはやたら作曲活動することになりました。内容はすべてアキコさんへの愛をつづった歌です。

そんなある日ホリイが「アキコ 永遠の想い」という曲を完成させ、みんなにその曲を披露しました。
深夜の児童公園に仲間が集められたのです。かわいそうにバイトをキャンセルしたやつもいましたよ。
蒸し暑い夏の夜、下手くそなギターの伴奏とともにやたら暑苦しい歌を歌うホリイ。


聞いていた一同は一応褒めました。当たり前でしょう。みんな音楽は素人ですから、褒めるしか評価のしようがありません。それに早く家に帰りたかったし。。。


「そうか・・・」
満足そうにうなずくホリイ。そして

「じゃあ行ってくるわ」
とギターをつかんで立ち去ろうとします。

「えっ、どこに行くの」
そう質問すると

「今からアメリカに行って、アキコにこの歌を聞かせに行くぞ」
「・・・・」

みんな沈黙。そして本当にホリイはアメリカへ行っちゃったんです。ギターだけ持って。
あとから聞いた話では、金もろくに持たず転がり込んだので、向こうにずいぶん迷惑かけたみたいですけど。



いよいよアキコさんが留学を終えて日本に帰ることになりました。
うれしさのあまり、またアキコさんのために作曲するホリイ。

そして例のごとく公園に集められて、ジャイアンのリサイタルよろしくホリイ作曲の愛のバラードが延々と聞かされることとなりました。
はっきりと曲は覚えてないのですが(曲名は「カムバックラブ」)、どこかで聞いたような曲だったので、正確には作曲というより引用というべきかもしれません。

「ええのと違うか」


「そうか・・・」
またホリイは満足そうにうなずきました。

「じゃあ行ってくるわ」
「えっどこに行くの?」
「成田空港や」

ホリイはギターを片手に新幹線へ乗り込み、成田空港へアキコさんの帰国を出迎えに行くと言うのです。ひと通り熱く語った後、我々に対して、

「オレの一生の晴れ舞台や。ついていくのが友情とちゃうんかっ」

そして我々は青春18きっぷを片手に普通電車を乗り継いで、ホリイのあとを追いかけて行く羽目となりました。成田空港まで12時間かかりましたよ。。。

成田空港でホリイは到着ゲートでギターを弾きながら愛のバラードを叫んでいました。それを見たアキコさんの戸惑う様子がとても印象的でした。
そんな熱烈なアプローチが功を奏したのか。ふたりはめでたく結婚することになりました。




※そして3年後離婚しました・・・・



とろける味わい





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.06.29 08:24:37
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: