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仕事の帰りに文化放送、大竹誠さんの番組にゲストで出演されたハードボイルド作家大沢在昌さんの言葉が、身にしみた。
先輩や同輩の作家が、どんどん売れていくなかで、自分の作品は10年たっても売れず、悶々とする日々が続いた。先輩はいつかお前も売れるからと、励ましてくれはしても、なかなかそうはならない。
パーティに行っても、編集者は鼻も引っ掛けてくれない。
それが、「新宿鮫」の一作で一躍、売れっ子作家の仲間入り。いつも書くたびに書店に行っても売れていないことが多かったのだが、この作品は飛ぶように売れたという。
自分が売れっ子作家になったというのは、実は夢の中ことではないのかと、思う時があるという。そう思って書斎の本棚を見てみると、「新宿鮫」が並んでいる。ああ~ほんとのことなんだと、思う。このくだりに、私はいたく同感と共感をした。
どんな形にせよ、モノつくりは、いつか自分が表現するものを、受け入れてもらえる時が来ると、信じたい。誰しもそう思いながら、仕事をしている。そして、すべての人がそうはならないことも、知っている。
あとは、自分が生きるということを、どう考えていくかということに、つきるのかもしれないね。
あと何回この道を通ることになるのだろうか 2012.07.26
新たな人の出会い 2012.07.16