achromatic color

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*第二章* 七


「では、明日から夏休みに入るが、気を抜かず規則正しい生活を心がけるように。
以上!!」

東ちゃんが言い終わると同時にベルが鳴った。

そぅ、今日でこの学校ともおさらばって訳。

周りの奴らは明日から休みだから宿題の多さに不満をこぼしながらも意気揚々としていた。

普通なら俺だって・・・はぁ。
慣れてるとはいえ、やっぱ最後の日は少し寂しい気分になる。

ダチと最後の挨拶をかわし、俺は教室を出た。


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