saya’s world

saya’s world

元彼・S


私の一番の後悔。
いまの夫と付き合う前と、一度別れたときに付き合ってたS。
最初は遊び感覚で、付き合うなんて考えてなかったから、
バツイチで子どもがいることとか、詳しい話はしていなかった。

ところが。

恋に落ちてしまったんです、彼と。

やさしくって、心がまっすぐで、いつも一生懸命な彼。

とても大好きだった。
大好きだったのに、言えなかった。子どもがいること、バツイチなこと。
私を純粋な綺麗なものとして見ていた彼に告げることで
嫌われるのが怖かった。あふぉですね。
結婚を考えてるって言われた時でさえも、本当のことをいえずにいた。
ただただ怖かった。
彼の情熱が、うまくいっていたころの元夫を思い出させた。
今は、うまく行っていても、いつかは、裏切られる。
そういう気持ちが大きかった。
自分では立ち直っていたつもりで、立ち直れてなかったんですね。
不覚にも愛し合ってしまったことで、かさぶたをはがしてしまったんですね。
そこで立ち向かえば完治できただろうに、
弱い私は逃げました。

嫌われるよりは、彼の愛を失くすよりは、裏切られて傷つくよりは、
と別れを選んだ。

共通の友達から、
「彼がバーで酔っ払って、君の名前を呼んで手が付けられない。かわいそうなんだ。会ってやってくれないか。」
って言う電話が来たことも、何度もあった。

それでも私は怖くって
相変わらず自分の殻に隠れてて
相手を傷付けていることを知りながら
逃げ続けていた。
身勝手だ。


その後今の夫と結婚したけれど、


実は。

今でも彼のことを思い出します。
二人で撮った写真も大切にとってある。
もしあの時、勇気を出せていれば。
後悔は積もるばかり。

今何所にいるのかも、
探すすべもないけれど。
元気で、幸せであって欲しいと。

でももしどこかで、
何かの偶然で会うことがあったりしたら、
私はまた彼と恋に落ちてしまうかも知れないな。
彼が、私のことを憎んでいなければ、だけれど。

ごめんなさい ごめんなさい
こんな私の為に傷ついて
馬鹿な私は
自分が逃げるのに精一杯で
怖くって
あなたを傷つけてしまいました
ごめんなさい ごめんなさい


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: