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外国為替市場が異様な緊張感に包まれ始めた。
焦点となっているのは債務危機に揺れるユーロ。
20日の東京市場では軟調なアジア株や商品相場を材料に対円で1ユーロ=105円台後半から104円台後半に下げ足を速める場面があったが、市場にどことなく漂っていたのは取引を手控える機運だ。
「23日のEU首脳会議までは動けない」。欧州のリーダーらが危機打開策を打ち出せるのかのっぴきならない情勢となってきだけに、市場関係者は会議の行方を固唾をのんで見守っている。
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