2005年02月10日
XML
テーマ: ニュース(96864)
カテゴリ: 世界と政治

 以下追加は末尾。青字

 ライブドアがフジに手を出すのは、業務提携を断られたというわけではないだろう。
 まえに、たしか新聞で「業務提携では本気になれない。資本関係があって本気になれる」 といったことを言っていた。

 株の取得法について、倫理に反する疑いが強いとサンケイでは主張する。
 そして、フジはマネーゲームに金はやれないと、防衛で株を買う価格を、現在低くしている。

 これで失敗して十数年後に外国に売られれば、「国を守ろうとする者のプライドの高さが、金をほしがる日本人に捨てられた」 ことになるのだろう。

 NHKの民営化というのは、そういう危険はあるか。


-----------------------

 さて、他の国ではどうだろう。


 ヨーロッパは、防衛的文明圏としては一つだ。全体が一つの人口と見ていい。
 その領域は内部が別れているし、東西冷戦が収まればさほど防衛すべきことも少ない。ドイツ資本のメディアを守る云々の騒動があったが、あれもヨーロッパ圏内の話だ。

 アメリカも人口は日本の倍以上ある。
 しかも、企業間の人員流動は大きい。政治家はマスコミと議論的に対決することができる国柄だ。
 それでも、扇情的に流される傾向があるが、だいたい大衆というのが天動説的な自己中心なので、アメリカの都合としてひどくはだまされない。

 欧米はともに、周辺の経済圏をもっている。それが、より外からの圧迫に耐性を持たせる。

 日本は、人口が隣国より少なく、周辺の経済圏が少なく、お人よしだ。
 圧倒的に、独立した圏としてやっていきにくい。
 (たぶん昔から、それゆえに先に進むしかないのだろうが。)

 というわけで、日本は欧米なんかよりも、資本の国防意識を強くしなければ行けないと思う。

-----------


 ライブドアが十数年後簡単に中国に株を売り払う、と限らない。
 むしろ、発展させてくれるかもしれない。
 国鉄だって、JRになってアメリカに買収されたわけでもない。

 JRがそうならなかった必然はあるのだろうか?
 たとえば、昔と違って自動車の普及した時代では、完全な支配ができず、企業のサービスが、民営化によって深まれば、利用者との結びつきも本物になっていくということなのかもしれない。


 そうなれば資本を握った者がかんたんに支配はできない。
――――――――と。 ?

 ただね、今のNHKじゃ信用できない。
 中間管理職はともかく、異常者が昇進したり、上がやる気も人のことを聞く気もなく、経営委員会が無責任体制に思えるし。

 ・・・・・しかし、多様さではなく中立に頼るのには、いいかげん制度疲労を起こしているのかもしれない。

------------------------
 それはともかく、

 資本を握るといろんな規則を変えやすくなるので、徐々に計画的に何かを準備して行くことができる。
 それは欧米では、考えられた上で外に解放して行ってるだろうと思う。いざとなれば、後戻りもできる社会だろう。(オランダは手遅れかもな) 
 なんといっても、東欧冷戦は終わった。中国がアメリカを標的にするのは20年ほど先だ。

 しかしバブル以降の日本では、そんな考えなしに国を開かされるようなことばかり。
 行き詰まりと日本叩きと制度疲労を恐れて、やみくも。
 危なくって。



 追加

 一応、以下の二次資料にあるように、直接外国人の投資は制限されているらしい。

 ただ、力関係の形式でなく、影響力を時間をかけて浸透させるというのは、どんなやり方が出てくるかわからないと思う。
 たとえば、親会社でなくても拒否権のある会社の拒否権をもってゆさぶりをかけたり。

 それへの準備は、その気になればできるだろうが、やる気があるのか不安だというのが、日本の政治だ。

Irregular Expression で見たコメント。byおもちゃ氏

 で、放送会社と外国人株の関係に関しては
放送会社は、外国人等(外国籍を有する個人、法人、政府、団体等)の所有する株式数が議決権総数に占める割合の20%以上となった場合は、電波法によって放送免許が取り消されることになっていて、外国人等の持株比率が15%に達している時は6ヵ月毎に公告することが義務づけられてるそうです。最近だと、昨年の秋頃、日本テレビが公告だしてました。


 ニッポン放送は、フジサンケイグループの要にあって、フジテレビ株の22・5%を持ち、またそのフジテレビは産経新聞株の40・3%を保有している状態です。
つまり少ない投資でグループ全体の経営に大きな影響力をもたれてしまうという、危うい状況です。


くわしい資本関係は、 泥酔論説委員の日経の読み方








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年02月11日 18時55分33秒
コメント(6) | コメントを書く
[世界と政治] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


とくに  
素ー  さん
 政治に疎く、金しか気にしない人物が、商売と表面だけきれいな大義名文につられて、大事な場面でほいほいと他国のいいなり・・・
 まあ、ただの空想だ。現時点では、ゝ、ゝ。

 実際には、もっと意外で当たり前なことが起きるだろうさ。

(2005年02月11日 19時10分40秒)

ライブドアの貢献?  
素ー  さん
 泥酔論説委員の日経の読み方 http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=329372& ;log=20050209
 の図を見ると、ポニーキャニオンやベイスターズ球団まで入っている。
 ネットだけで言うと、ライブドアはこれをコンテンツとして流し方を工夫すればいい。

 これはいい買い物だと思うが、フジにとっては人にやらせなくても自分でもやれるから、ライブドアが貢献してもあまり長くは評価せずに、いつ離れて行くかわからないかも。

 ひょっとすると、ネットというのは、コンテンツの業務提携が簡単にくっついたり離れたりするところなのかも。

(2005年02月11日 21時44分57秒)

Re:ライブドアの貢献?(02/10)  
mecha さん
素ーさん、こんにちは。

> ネットだけで言うと、ライブドアはこれをコンテンツとして流し方を工夫すればいい。

> これはいい買い物だと思うが、フジにとっては人にやらせなくても自分でもやれるから、ライブドアが貢献してもあまり長くは評価せずに、いつ離れて行くかわからないかも。

-----

「自分でもやれる」、この意識があるから、フジの嫌がるところなんでしょう。

しかし今回の株のライブドアによる買収は、完全にフジの「想像力の欠如」だったんだと私は思います。

私も経験ありますが、株の散逸というのは、非常に怖くて、かつ慎重細心に考えて行動しないといけない事案なんですよね。 (2005年02月14日 17時47分00秒)

Re[1]:ライブドアの貢献?(02/10)  
素ー  さん
mechaさん
 んちは。
 経営者受難の時代なんでしょうか?(笑)

 経営の価値観としても迷うことが増えていそうですね。

(2005年02月14日 21時34分37秒)

Re[2]:ライブドアの貢献?(02/10)  
mecha さん
素ーさん
> 経営者受難の時代なんでしょうか?(笑)

> 経営の価値観としても迷うことが増えていそうですね。
-----
ご返事ありがとうございます。

確かに株主代表訴訟なんて最近出来た制度ですし、過去と比較すれば、経営者の責任も、対処しなくいてはいけない問題も、格段に大きく、複雑になりましたね。
受難といえば受難ですが、嫌なら受けなければいいわけで。
だから、経営者はリスクが増える反面、報酬欧米並みに増えていくのではないでしょうか?
じゃないと割が合わないという気がします。 (2005年02月15日 13時02分06秒)

Re[3]:ライブドアの貢献?(02/10)  
素ー  さん
mechaさん
>だから、経営者はリスクが増える反面、報酬欧米並みに増えていくのではないでしょうか?

 ありそうですね。
 小企業なんかは、倒産した会社の経営者が借金をかぶらされたりすることがありますが、そっちは減って行く方向にいくのかな。

 何にしても、古い‘出世’のイメージではないですね、とうに。

(2005年02月15日 20時22分44秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

素ー

素ー

お気に入りブログ

クリアーの鳥 如月の弥生さん
アートStep 水彩画&… 卯月はじめさん
かりん御殿 かりん御殿さん
くさむしり ネコのケツさん

コメント新着

さくら・Y @ Re:こんにちは 読んで頂ありがとうございます。素一さん…
sakuma  masao @ 9/12発信毎日新聞委員会「大きな声では云えないが、天皇に定年を」拝見 本文とタイトルの毎日新聞記事読んだ。 …
素ー @ おやおや、それはそれは SERA10さん >素ーさん >>SERA10さ…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: