Scotch ケンの放言どころ

Scotch ケンの放言どころ

2025年11月28日
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  どなた様も今日も一日、いい日でありますように・・・!

  香港へは現役時代十数回行った。殆どはキャセイパシフィック航空に乗って
  行ったものだ。1997年までは英国領だったから住民も英国統治に慣れていて
  言語も英語が主流で後は広東語だった。その意味では東南アジアではユニーク
  な立場と言ってよかった。
  ところが1997年にアヘン戦争以来100年が経って、中国に返還されることに
  なった。中国政府は50年はそのままの政治形態で・・・と言ってたのに徐々
  にその約束を破り中国本土の共産主義を導入しはじめた。先ずは政治からで
  香港議会の議員の資格を本土に与する候補者の当選に味方する様々なルール
  を規定しはじめたのである。それやこれやで香港人民の自由を束縛を奪い市
  民との抗争が起こり始めたのは承知の通りである。今や自由を標榜する新聞
  やジャーナルは皆無になったようである。私は2002年以降香港には行ってい
  ないのでその実態は分からぬが、恐らく当時の自由さはもうないだろう。

  話は今回の高層アパートの火災についてである。当時から30~40階の高層ビ
  ルの建築でも日本なら外壁の補助資材は軽量鉄骨であるが香港では竹組みで、
  あれで大丈夫かなあと思ったものだ。これまで問題がなかったのは竹そのもの
  も結構頑丈に出来ていたのだろう。今回は火災だから建築そのものとは関係は
  ないのかも知れないが、火災は別だったようだ。つまり延焼の原因に逆作用し
  てしまったみたいである。

  飛行機に乗って当時香港の啓徳空港に降下するときに、あの狭い都市の高層
  ビルの谷間に下りて行くのは、いつも大丈夫かいなと思ったものだ。現在は
  別の広い場所に作り直して移転しているから当時とは違うと思うが、私が行
  き来していたころはそんな風だった。
  香港は土地が狭いから建物は高層でないと採算が取れなかったのだろうと思
  う。日本の都会と同じである。土一升金一升だから仕方ないのだろう。
  その意味では香港もシンガポールも同じことである。
  それにしても高層ビルの火災は怖いものがある。亡くなった人たちのご冥福
  をお祈りして今朝のブログを終える。





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最終更新日  2025年11月28日 09時06分03秒
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