貝原益軒の 「養生訓」 の中で・・・・・!
殆んどのご仁は、あれじゃろって言う、”接してもらさず” しか憶えていない
と思う。 何を隠そう、この筆者もそうであった。
ああ、そんなもんかなあ、昔の達人の言うことは正しいのだからって実行した
かどうかは別で、どうかお好きにご想像あれ。 朝っぱらからこんな話でご免。
ところで言いたいのは益軒には他に立派なご卓説があるのをご存知か?
それは睡眠についてである。
一般的には睡眠は取るほどに良く、昼寝は健康の元のようにいわれているが
益軒はそうは言わない。 睡眠というものは大変なエネルギーを消耗する行為
であって、エネルギーに溢れている出生から成長期までは、”寝る子は育つ”
の譬え通り、たっぷり寝た方がいいが、肉体の衰退期に入ったら、寝すぎると
返って身体に毒だと言っているのだ。
だから夜は12時頃に寝て、夜明けと共に起きるのが最もいいのだと言っている。
すなわち睡眠は5時間か精々6時間でいいらしい。
年齢を取ると朝早く目覚めるのは、それから言うと理に適っていると言える。
考えてみれば筆者は11時くらいに寝床に入り、本を読んでいるうちに眠気が
来て、電気を消して寝るのが最近の習慣である。 そして玄関にバサッと新聞
配達の音がするのが朝の4時半過ぎ、それでやおら起き出して新聞を取りに
出て布団の中で読み始める。 だから都合5時間ほどが最近の睡眠時間と
なっている。 そうすると、益軒さんの言う睡眠時間に適っていることになる。
睡眠というものが果たして益軒さんの言うように、そんなにエネルギーを消費
するものなのか、現代の医学者に聞いてみないと分らないが満更間違いとは
言えないかも知れない。
どうでしょうか、お歳を召された方で睡眠が足りないと思っているご仁には目から
ウロコの話ではあるまいか?

寒風の空にタコが舞う
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