と雨が降った。カーテンの隙間からピカピカと光が・・間もなく
ドド~ンとカミナリがどこかに落ちた。まるで梅雨明けの様だった。
朝は一転雲一つない快晴。公園の周回路の木々のトンネルでは
フィトンチッドが美味しく空気が透き通っている。いいなあ~♫
酒毒に汚された胃や肺がきれいに洗浄されるみたいだ。
お辞儀。お辞儀は日本独特の礼の表現であるのはここで言う迄もない。
小津安二郎の映画で笠智衆がソフト帽を被って土手の道を歩いている。
それをカメラが土手の下50mほどから遠映しにする。知合いが向かって
来たと見えて笠智衆がソフト帽をつまみ脱いで軽く礼をするという風景。
日本では古来より頭を下げて相手に挨拶をするのはどこでもいつでも
決まった礼儀の動作でしてきた。遭遇する場面によって軽く会釈すると
言う場合もあるし、普通は30度くらい身体を曲げ、やぁ~暫くでした、
などと挨拶する。ホテルなどで賓客を迎える場合ボーイさんとか或いは
日本式の旅館なら女将初め従業員は「いらっしゃいませ」と言って身体
を45度くらい曲げて歓迎感謝の意を表す。
遡って江戸時代には参勤交代があって街道でお殿様の行列にあちこち
で遭遇。当時は士農工商の身分差の時代だったから庶民はそんな行列
に出くわすと道路の端っこに平つくばり頭を上げてはならなかった。
お城の大広間では殿様が上座にお座りになり家来たちは裃(かみしも)
着てこれまた座敷に平つくばる。「皆のもの、頭をあげ~い」と言われて
初めて殿様を見るのである。
まあ、封建時代のそうした礼儀の所作・挨拶はともかく、日本の儀礼は
極めて厳しいものであったようである。外国では握手とか抱擁(ハグ)等
が殆どでそこには身分の上下感はなく自由平等民主主義的な所作だろう
し、それはそれなりに悪くはない。
それに対しお辞儀は奥ゆかしい所作である。日本独特の挨拶の表現だ。
先般東京都知事の舛添氏が韓国に行って朴クネと握手しながらアタマを
ペコペコ下げて愛想笑いをしたのはあれは日本人ではない。日本では結構
傍若無人な男が外国に行って必要以上にへりくだるのは見っともない限り。
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