エデンの南

エデンの南

December 3, 2004
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カテゴリ: 映画・TV
※少し重要なネタバレ警報!!※

まだこのネタひっぱってますが…昨日書いてから、もしかしたら、と思った事があったもので。
周りに流され、間違った方向に行ってしまった双児と、それに背を向けて去っていく主人公。あのラストを考えると、実はあのフランス人兄弟は、粋で素敵なフランス人であってはならなくて、ダサくて正解なのかも、とフと思ったのでした。

主人公を家に招き、家族で食事のシーン、双児男が父親に反撥する所があったのですが、ちょうどこの時、途中で入ってきた客が、いきなり私の隣に ドサッ! と座ったですよ。(怒!!!) ほんとすごい勢いで座ったんです。なので集中がすごく途切れてしまって良くわかんなかったんです。あの辺りはちょっと鍵になったかもしんないのに。ほんと勘弁してくれ。なんであんな中途半端な途中から観るかなあ・・・

双児女性の残酷さは、おそらくジャンヌ・モローを意識したのではないかと思うのだけど、あのまま昔のジャンヌ・モローが演じていればイイかとゆーと、そうではなく、あの罰ゲームのあまりのえげつなさは不快感もよおします。美的センスもユーモアも何にもないっすよ。(と結局批判してますが…)
それにしても、アメリカナイズされたフランス人って、「こんなフランス人はいやだ」って感じのよーな・・・(^^;)

それからさらに思ったのは、あの時代、もし自分が学生だったらどうだったか。流されなかったとは言い切れないです。

そんな事を考えていて思い出したのが、高野悦子の『二十歳の原点』。

あの日記はごく私的なもので、あれを公開してしまうのはひどいんでないの~と読んだ時は思いましたが。
ほんとにフツーの、正義感の強い、真直ぐな女の子ですよね。今だったらオウムに入ってしまいそう…とか思ってしまったのですが…(^^;)



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かなり履いてない感覚に近いっす。
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第9弾!あったか~♪癒しのシルクスパッツ♪ひざもすべすべ~♪ も履いてみたんですが、これタイツと同じよーな感じです。
私モモヒキぽいのが欲しかったんだよな~。でも見たら「厚手のタイツのようで」と書いてありました。(汗) まあいいや。悪くはないっす。





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Last updated  December 4, 2004 01:18:00 AM
コメント(9) | コメントを書く


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Re:ベルトルッチ『ドリーマーズ』と高野悦子『二十歳の原点』(12/03)  
哲0701  さん
「つまらん!」と言いながらもなかなか捨てられない映画ですが、これもあの時代の持つエネルギーというか魔力でしょう。
高野悦子の『二十歳の原点』まで登場すれば、これは
もうちょっとひっぱれますね。次は高橋和巳でしょうか? (December 4, 2004 01:26:48 AM)

Re[1]:ベルトルッチ『ドリーマーズ』と高野悦子『二十歳の原点』(12/03)  
SEAL OF CAIN  さん
哲0701さん
>「つまらん!」と言いながらもなかなか捨てられない映画ですが、これもあの時代の持つエネルギーというか魔力でしょう。

自分でも、ここまでひっぱるとは思いませんでした。(笑)
そう言えば、イーグルスの『ホテルカリフォルニア』の歌詞に出てくる年号も、もしかしたら1968ではなかったでしょうか。
かなり不確かな記憶なので、誰か教えてくださいませ。

>高野悦子の『二十歳の原点』まで登場すれば、これは
>もうちょっとひっぱれますね。次は高橋和巳でしょうか?

おっと、読んでないっす。(汗)
1968でいろいろ語れますね~。高野悦子のついても、いろんな方からコメントいただけたら、と思います。 (December 4, 2004 01:42:44 AM)

「ホテル・カリフォルニア」  
哲0701  さん
この歌詞に出てくる年号は69年です。
ウッドストックの年、
アポロの最初の月面着陸の年
です。

この歌詞では「ロックの精神の終焉の年」という
意味ですね。 (December 4, 2004 02:23:39 AM)

Re:「ホテル・カリフォルニア」(12/03)  
SEAL OF CAIN  さん
哲0701さん
>この歌詞に出てくる年号は69年です。

どもです! ♪ナインティーンシクスティーナイイ~ン♪でしたね。♪エエエ~イト♪では変だったか。(笑)

>この歌詞では「ロックの精神の終焉の年」という
>意味ですね。

この歌詞はなかなか意味深いっすよね。 (December 4, 2004 02:40:03 AM)

Re[1]:「ホテル・カリフォルニア」(12/03)  
哲0701  さん
SEAL OF CAINさん
>この歌詞はなかなか意味深いっすよね。
-----

いろんな観点からの60年代論、70年代論について
ご意見がいただければ、面白い展開になりそうです。
(December 4, 2004 08:35:12 AM)

「映画芸術」  
哲0701  さん
この雑誌をご存知ですね。
「2004年夏」号(408号)では「ドリーマーズ」を中心にした68年特集です。
書店で立ち読みでもされて、ご購入ください。 (December 7, 2004 12:03:21 AM)

Re:「映画芸術」(12/03)  
SEAL OF CAIN  さん
哲0701さん
>この雑誌をご存知ですね。
>「2004年夏」号(408号)では「ドリーマーズ」を中心にした68年特集です。

情報ありがとうございます!!
昨日寝る前にこのコメントを拝見し、今日の帰りに駅ビルの本屋を見てみたんですが…「映画芸術」がなくって。(涙)
そこ、映画も音楽もスポーツもごっちゃになってるんですよ。(-_-;) なので、どっかにあったのかもしれないんだけど・・・
明日別の本屋でまた探してみますね! (December 7, 2004 10:39:06 PM)

Re:ベルトルッチ『ドリーマーズ』と高野悦子『二十歳の原点』(12/03)  
Gish  さん
まさに高野悦子さんは時代に流されてしまったのだと私も思います。この前「文芸春秋」(だったと思う)を立ち読みしてたら、悦子さんのお母さんが最初は日記を公開するなんて悦子が可哀想でイヤだと思ったらしいけど、同じような悩みを持つ人に読んでもらいたい、その人の死を救えるかもしれない、と言うことで、出版することにしたとありました。
んー、この日記、本当に私的な内容も書いてありましたね。
69年頃!自分が学生だったら、たぶん、ノンポリヒッピーでケテイです。
ちなみにオームに走った女性、職場におりました…。
ほんとにドサッと座った奴、ウザイですよね!おっさんですか? (July 15, 2005 08:49:57 PM)

Re[1]:ベルトルッチ『ドリーマーズ』と高野悦子『二十歳の原点』(12/03)  
SEAL OF CAIN  さん
Gishさん
>んー、この日記、本当に私的な内容も書いてありましたね。

そうなんですよねー。あそこまで全て載せなくても…と思うのですが…。

>69年頃!自分が学生だったら、たぶん、ノンポリヒッピーでケテイです。

自分の場合、中学高校時代は、校則ぎりぎりの所をうまくオシャレしていた感じなので、ヒッピーも片足ツッコミって感じだったかもしれましぇん。

>ちなみにオームに走った女性、職場におりました…。

うわー。ほんとっすか。
そーいやオウムじゃないけどへんな宗教入ってた人いました。派遣の同僚で。

>ほんとにドサッと座った奴、ウザイですよね!おっさんですか?

おっさんでした。(-_-;) (July 16, 2005 01:00:11 AM)

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