エデンの南

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February 2, 2006
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カテゴリ: 読書
◆マンディアルグ◆

今まで知らなかった作家も登場したのですが、中でもマンディアルグに関しては、かなりページを割いています。思い入れの強さが感じられます。
これを読んでから、早速図書館で『オートバイ』を借りて読みました。
この小説と、映画の『大脱走』から、パリではバイクに乗るのが流行ったそうです。
しかし……美輪明宏も書いてましたが、フランスのアメリカナイズド化には、悲しい気持ちになってしまいます。この前もテレビでパリの暴動事件がとりあげられ、ラップ音楽を奏でる若者が映ってましたが……絶対フランス語に合わないっしょ !
この『オートバイ』で乗っているのは、ハーレーダヴィッドソン。
革のレーサー服に身をつつんだ女性がこれを乗りこなすのは、そりゃカッコイイっすけど、昔のフランス映画に出てくる、ヨーロッパのバイクに2人乗りっつー図がパリには似合うと思います。
……と話が横道にそれてしまいました。
そのマンディアルグが別名で出したのが、『城の中で語る英吉利人』と言うエロ小説。


『一万一千鞭打譚』、『イレーヌ』、『眼球譚』、『オー嬢の物語』、『ロベルトは、今宵』、そして『聖餐城』につづく、この『閉ざされた城の中で語る英吉利人』の完訳をもって、あとはわずかにピエール・ルイス作『母親の三人娘』一篇を残すのみで、二十世紀エロティック文学の金字塔は、ほぼすべてわが国にも紹介しつくされたわけである。

こりゃ読むしかねーな、と思って、図書館で借りて、今読んでいる所です。(1/22現在)

また長くなってもーたので、次回最終回につづきます。

オートバイ
閉ざされた城の中で語る英吉利人

『オートバイ』は、『あの胸にもういちど』という邦題で、アラン・ドロン、マリアンヌ・フェイスフル主演で映画化されています。こりゃ観たいぞよ。
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ココ なかなか当っていて笑える~
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桜塚やっくん がお気に入りな私に 愛の1クリック を~~~。
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Last updated  February 2, 2006 10:29:58 PM
コメント(11) | コメントを書く


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確信犯  
まろ0301  さん
 自分の眼力をとことん信じている人の言葉はさすがに迫力満点ですね。
 あ、そういえば、美輪さんにも通じるものがありますね。
 まず買って読んでみます。 (February 2, 2006 11:18:08 PM)

Re:確信犯(02/02)  
SEAL OF CAIN  さん
まろ0301さん
アメリカナイズの件は、私の意見で、ハーレーについても生田氏の言及はなかったのですが…。
『右側に気をつけろ』のリタ・ミツコの音楽にしても、フランス語って、ほんっっとにロックに合わねーな、と思っていたんです。んで、バイクもアメ車かいっ…とか思ってしまいました。
んで、マンディアルグは両方読了しましたが…びみょーかなあ…(^^;)
近々感想UPします~。実はもうできてたりする。 (February 2, 2006 11:29:00 PM)

Re:生田耕作『黒い文学館』その5(02/02)  
哲0701  さん
「あの胸にもういちど」はご覧になっておられないの
ですか。これは好きな作品なのです。 (February 3, 2006 01:20:11 AM)

かつてのオートバイ乗りが思うに  
koike1970  さん
 こんにちは。
 生田先生は、エロいものを書かせるとサスガなんですが…相手がオートバイになるとどうもダメでして、というのをかつて日記に少し書いたことがあります。Tバックできなさそうなので、アドレスを貼っておきます。
http://plaza.rakuten.co.jp/koikeland/diary/200508100000/

 ついでに、もうひとつ。
 >ピエール・ルイス作『母親の三人娘』…
 これは確か、その後邦訳が一度出たはずです。出版社は光文社だったかな?ポルノ小説シリーズである、CR文庫のうちの一冊です。タイトルは『母娘特訓 セックス・レッスン』。
 かなりレアなようで、古書店に入るたび探していますが、全然見つかりません。
 仏語版(『Trois filles et leur mere』)は現在も入手しやすいようで、私も持っています。でも難しくてなかなか読めません。
(February 3, 2006 11:55:28 AM)

単純な疑問  
ビーニャ  さん
「閉ざされた城の中で語る英吉利人」 ってなんて読むんだろうか~?イギリス人かな?
「オートバイ」がマンディアルグ作だとは知らなかったが、映画は観たぜ。マンディアルグってどうしても=蛸のイメージだなあ!
「エロスは黒い神だ」ってキャッチの付いた表紙の絵はひょっとして...?

(February 3, 2006 10:39:43 PM)

Re[1]:生田耕作『黒い文学館』その5(02/02)  
SEAL OF CAIN  さん
哲0701さん
>「あの胸にもういちど」はご覧になっておられないの
>ですか。これは好きな作品なのです。

あらん。やはりいい映画なのですね。絶対観たいです~。とりあえずツタヤで探してみるです。 (February 3, 2006 11:58:55 PM)

Re:かつてのオートバイ乗りが思うに(02/02)  
SEAL OF CAIN  さん
koike1970さん
> 生田先生は、エロいものを書かせるとサスガなんですが…相手がオートバイになるとどうもダメでして、というのをかつて日記に少し書いたことがあります。Tバックできなさそうなので、アドレスを貼っておきます。
>   http://plaza.rakuten.co.jp/koikeland/diary/200508100000/

見てきました~。
バイカーが読めばおもしろいのかなあ、と思いつつ読んでたのですが、そうじゃないのですね。

> ついでに、もうひとつ。
> >ピエール・ルイス作『母親の三人娘』…
> これは確か、その後邦訳が一度出たはずです。出版社は光文社だったかな?ポルノ小説シリーズである、CR文庫のうちの一冊です。タイトルは『母娘特訓 セックス・レッスン』。

おお、貴重な情報、どもです !
しかし、こりゃ見つけても手が出ない値段だったりしそうっすね…。とりあえずφ(.. )メモメモ(←久々に使った顔文字) それにしても露骨なタイトルにしちゃったものですね。レジではずかしいじゃないっすか。(笑)
ちなみにフランス語は全く読めましぇん。 (February 4, 2006 12:06:41 AM)

Re:単純な疑問(02/02)  
SEAL OF CAIN  さん
ビーニャさん
>「閉ざされた城の中で語る英吉利人」 ってなんて読むんだろうか~?イギリス人かな?

正解 !

>「エロスは黒い神だ」ってキャッチの付いた表紙の絵はひょっとして...?

そうです。金子國義さんですよん。
この手の表紙はほんとに多い。
帯のキャッチは思いきりネタバレなので、使っちゃいかんよって感じなんだけど…(-_-;) (February 4, 2006 12:09:53 AM)

城の中のアメコミ  
でみ庵  さん


http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sitem=%BE%EB%A4%CE%C3%E6%A4%CE%A5%A4%A5%AE%A5%EA%A5%B9%BF%CD& ;sv=30&Submit=%B8%A1%BA%F7

城の中のイギリス人で、冒頭島に向かうところ・・このシーンをアメコミ風にイメージしてしまったため、あんまりエロなかんじで読めませんでした。

このての作品、ちゃんとした刊行のものでなく雑誌の中の
「世界もエロ」とか「海外傑作コーナー」のようなもので
けっこう読んでます。世界発禁文学全集とかいうのあったようなきがします。O嬢の物語は映画などになる随分前に知っていました。

サスペンス&ミステリ・マガジンというのは海外の名作(?)の
紹介などしていたのではなかったかなー(笑)

(February 4, 2006 03:09:59 AM)

Re:城の中のアメコミ(02/02)  
SEAL OF CAIN  さん
でみ庵さん
>図書館で借りてるのはこれですか?

お~澁澤訳も出ていたか。
私が読んだのは、日記の「オートバイ」の下にある金子國義表紙の「エロスは黒い神だ」っつー帯の、生田訳です。
澁澤訳も読みたいにゃー。図書館で探してみよう。感謝 !

>冒頭島に向かうところ・・このシーンをアメコミ風にイメージしてしまったため、あんまりエロなかんじで読めませんでした。

あはは。ここは結構良かったなー。 (February 4, 2006 11:49:13 AM)

「あの胸にもういちど」  
哲0701  さん
この映画のことでトラックバックをさせていただきます。 (February 6, 2006 01:49:21 AM)

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