January 17, 2003
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カテゴリ: ニュース
8年も経つんですね。

ぱんとこはその時、現地にいました。

ぱんとこのいたところは、

かなり被害の激しいところで、

ぱんとこ達は、亡くなった人をいっぱい、

助け出して道に並べて、

生きたまま埋まって抜け出せなくなった人を、

何度も見舞って声をかけて、

あちこちでガスが漏れているのを、塞ぎに走って、



あっという間にガスに引火して火が回ってくることを察して、

壊れた車にのって、

交通規制がかかる前に、そこにいた人で脱出したのでした。

生きているのに助けられなかった人のこと。

ほんとうにごめんなさい。

*******************************************************
この日記は書くのためらいました。
でも、少し書くことにします。

震災のことって、あまりにも色んなことが入りすぎてて、
一言には言えなくて。


現地にいた時は、どの範囲で何が起こったのかわからなかった。


真っ暗闇でも、周りの家が全部倒壊しているのが気配でわかる。
その時の、ぞっとする感覚は忘れない。
白々と陽が刺してきて、人のうめき声がして、
ガスのシューシュー言う音がして。
無事出てきた人の人数を数えて、


助けた人もいる。
倒壊した豪邸の中から、ぱんとこ達が助け出したおじいちゃんは、
ぺしゃんこになったお家を見て、「今度は鉄骨やな」と言ってた。
人間って強いなと思いました。ちょっと救われたような気持ちがした。

でも、死んでしまった人もいっぱいいた。
ちょっとかけないような酷い状態の死体がいっぱいでした。
せめてもと、助け出して、道に並べて。
地獄のようでした。

倒壊した家の中で、布団が絡みついて抜けられなかった人。
みんな、心配して、話にいってた。
その人は、嬉しい気持ちもないわけじゃなかったかもしれないけど、
きっと、寂しさや怖さを通り越した、悟った気持ちになっていったと思う。
顔が、ある時点で、すっと変わった。
「もう、いいから、ここに来ると危ないから」

残った人達は情報が欲しくて、壊れかけの車のラジオをつけた時は、まだ殆ど情報がなく、
「大きな地震が起きた、現在確認された死者は7人」と。
思わず、みんな「・・ここだけ?」と顔を見合わせました。
助け出して道に並べた死体だけでもゆうにそれ以上だったから。
倒壊した高速道路の横を走り抜けて、ずーーっと壊れた町並みが続いて、
どこまで、こんな風になってしまったのだろう、と段々不安になる中、
ある地点から、線を引いたように、普通の町並みが見えてきた。
普通、それで、ほっとしそうなものなんだけど、

その時、はじめて、凄いショックを受けたんです。
震災の現地にいた時より、その時のショックは痛切でした。

その直後、また現地に戻って、
親戚や親の仕事関係者を助けに行ったり、
小学生の疎開生活を手伝ったり、いろいろとありました。

震災って言っても、人によって体験はかなり違うと思います。
ほんと、いろいろです。
震災のおかげで借金が消えて楽になった人もいたり、
相当な損害を受けたのに融資を受けられない人もいたりしたみたい。
みんな、いろいろ、でも生きるのに精一杯でした。

「神戸と淡路が大変なことになった」っていうのは、
あとでテレビの映像を見て、はじめて実感しました。
なんか、現実の神戸が、っていうのもあるけど、
自分の心の中にあった神戸が、一度、燃えてなくなってしまうような苦しさでした。

なんかね、震災の体験って、みんなで共有するようなものではない気がしてるんです。
「忘れてはいけない」とかって、それは、体験していない人、忘れる境遇にある人が言うことだし、別に忘れてもらっていい。
震災を体験した人、震災に関わった人は、忘れたりしないと思うし、
みんな、それぞれの思い、それぞれの体験があることこそ、自分で受けとめていくべきだと思う。

だから、正直なところ、番組とかで、変なあおり方ってしてほしくない。
「頑張れ、神戸」っていう言葉も、複雑な気持ち。
もちろん、気持ちをかけてもらってるっていうのは、有り難い。
でも、なんか、違う気もするんです。
震災を受けた時の気持ちに引きずりおろされる感じがするんです。

これは、私だけでなく、他の神戸人もそう言ってました。
もう、それぞれの震災の意味をかみしめながら、進んで行ってるのだから。

現に目に見える復興を遂げているところもある一方、
もちろん、傷跡や影響を依然として被っているところもあるけれど、
たとえ、苦しさから歩みを進めていないように見えるような場合でさえ、
その苦しむということが、既に、何歩も進んでいることだってあるのだから。

ぱんとこの、震災にまつわる、正直な思いです。






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Last updated  November 21, 2004 07:44:54 PM
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Re:「大震災」(1/17)  
たんたん!  さん
う~ん、あの時の風景は一生忘れられんな~。自分トコは直接被害は無かったケド、地震の数日後に、現地に行った、あの日のコト・・・<br>あっ、突然すんません。今日ご訪問いただいたいたいだったので・・・もし、興味あるようでしたら、1週間程前の、自分の日記読んでみて!また、来てください!! (January 17, 2003 11:40:27 PM)

Re:「阪神淡路大震災に思う」(1/17)  
あの場にいらしたんですね。<br>調度昨日の新聞の、まだ引き取り手のない遺骨を預かっているという住職さんの記事を読んだあとでした。<br>もう、8年もたつんですね。 (January 18, 2003 05:45:11 AM)

Re:「阪神淡路大震災に思う」(1/17)  
JEF  さん
こんにちわ、JEFです。<br>千葉に住むJEFにも衝撃的な大事件、<br>パントコさんはじかに救助活動されたこともあり、<br>心に深い傷を負ったことを悲しく思います。<br>日記を読んで、TVでない本当の被害の恐ろしさ、<br>体験を語り継ぐ大切さを実感しています。<br><br>JEFには亡くなった人の冥福を<br>祈るしか出来ませんが、<br>災害に合われてもなお発展する神戸に驚嘆するばかり。<br>人間の強さを見せられていると思っています。<br>合掌 (January 18, 2003 09:51:28 AM)

Re:「阪神淡路大震災に思う」(1/17)  
Tsukiakari  さん
体を固くして読みました。<br>想像を絶します。<br>感想などとても書けませんが、ありがとうございました。<br>うちの実家は東海豪雨に合い、家財を全部水に持っていかれました。母はそれでも「グズグズ言っても仕方がない」と黙々と片付けていました。<br>それは、家族が無事であったことへの 天への感謝の気持ちだったのではないかと思います。<br><br> (January 18, 2003 09:59:56 AM)

Re:「阪神淡路大震災に思う」(1/17)  
rika.mama  さん
初めまして、アクセスログみてきました。日記読ませていただきました。私は、この頃北海道に住んでいてテレビで知りました。日記を読んでるうちに胸がいっぱいに<br>なってしまいました。 (January 18, 2003 01:36:28 PM)

Re:「阪神淡路大震災に思う」(1/17)  
こぶ♪  さん
2002年の11月に神戸へ行って、震災当時の写真を見る機会がありました。<br>その時感じた想いはなんとも言えない複雑なものでした。<br><br>私は、当時東京にいたので現地のことはメディアの情報でしか知り得てません。<br>ただ、どうしても、この話題については今まであまり話として触れたくありませんでした。<br>励ましの言葉も、客観的立場からの感想も、何もかも全て虚無に思えてしまえて。<br><br>実際に、その場にいた皆さんの身に起きたこと、感じたこと、そして今までの8年間の歳月。<br>私達には決して理解できるものではないと思います。<br>どんなに、街並が復興してきても、住んでる方々が笑顔を取り戻し初めても、それは変わらない。<br><br>でも、震災の写真を見て一つだけ感じたことがあります。<br>【人間って強いな。】<br><br>この言葉も、まだまだ気安く言って欲しくないことばかもしれない。<br>でも、今回 改めて写真を見たことで、初めて震災について話をしてみようかなと考えました。<br> (January 19, 2003 01:13:34 AM)

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ふわふわふわぁ@ 楽天フリマについて ぱんとこさま、お世話になっております。…
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