March 13, 2005
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カテゴリ: 読書日記
今日読んだマンガ

「月下の一群PART2」 吉野朔実

◇初出 「ぶ~け」(集英社) 1983年2月号-11月号
◇単行本初出 ぶ~けコミックス
『月下の一群PART2』前編
『月下の一群PART2』後編(同時収録『たそがれコンプレックス』)

※現在は、「月下の一群」全2巻(集英社文庫)にパート1・2併せて収録されている模様。

☆★☆
80年代前半の「ぶ~け」が大量に出ていたので、大人買いしてしまったぱんとこ。

第1回と第2回が巻頭カラー、それ以降は、この月下の一群だけが、
水色の紙に印刷されていて、すぐわかります。

それはさておき、中身について。

これは、きました。

すごく繊細なところをつくなあ・・。

人が人を本当に好きになることと、
これまで自分だと思っていた自分から脱皮して、
本当の自分をつかむこととは、
パラレルだ、ということ。

つまり、
みんな少しずつ自分を騙して、

しかもそのことに気づいていないけど、

本当に人を好きになった時、
そんな自分を本当に発見した時、
自分が実は、少しずつ自分をごまかしていたことに気づく。
本当の自分に気づく。


その瞬間が、生きているということ。
それを獲得した瞬間、自分が生きていて、相手も生きていると実感する。
不確かな根無し草のような生が、大地に根をはる確かな生となる。


本当に好き、ってどういうことなんだろう、
・・っていう永遠の謎に対する一つの答え。

どうして生きているんだろう、
いつかは死んでしまうのに、
消えてなくなってしまうのに、
・・っていう永遠の謎に対する一つの答え。


この作品すごいと思う。
でも、もっと前によんでたら、この作品の真価がわからなかったかも。

ぱんとこは、「ぶ~け」の最後の方しかしらなくて、
吉野朔実も、その頃の作品しかしらなかったんです。
その時は、画が綺麗で、独特の世界がある人だけど、
何か、作者本人が言いたいことがうまく言えていないような、
ちょっとごまかしているような、
テーマを思うほど掘り下げられていないような不自由さを感じていたんだけど、
この作品は、言い切れている。すごい、と思った。

でも、いま読めば、その頃の作品も違って読めるかもしれない。

あらためて、吉野作品、読み返してみたいと思います。





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Last updated  March 13, 2005 11:16:21 PM
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ぱんとこ @ Re:楽天フリマについて(11/12) ふわふわふわぁさま☆ たくさんご検討下さ…
ふわふわふわぁ@ 楽天フリマについて ぱんとこさま、お世話になっております。…
Krishna丸 @ ありがとうございました2 ぱんとこさん 上の続きです。 米国の…

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