†虹缶†

2008/02/23
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猫カフェや執事カフェなど変わり種のカフェが昨今のブームだが、東京・秋葉原では初の鉄道居酒屋「Little TGV」がオープンした。他店にない特色はやはり鉄道コスプレ店員が萌えさせてくれるところ。さらに目玉が、鉄道アイドルとして知られる木村裕子さんが月に数回、“特別車掌”としてやってくることだ。さっそく潜入してみた。(安岡一成)

 同店を運営しているのは秋葉原や神田にメイドカフェなどを展開している「ライトクリエート」。店を「新秋葉原電気鉄道(New Akiba Erectric Railway、NAER)」と銘打ち、店員は、メイドならぬ「駅員、添乗員、車掌」。アキバの現役メイドや鉄道ファンの女の子約20人全員が、鉄道の運転士や車掌、車内販売員の制服に「萌え」の要素を加えてアレンジしたコスチューム姿で出迎える。入店時に「ご乗車ありがとうございます」、オーダー後には「快適な旅を」と、この店独特の決めぜりふも。
 客席でカクテルシェーカーを振ったり、メニューによっては卵の殻をむいたり、おにぎりを作ったりするなど“萌え接客”も充実。メイドカフェ感覚で車掌さんらとのおしゃべりが楽しめる。
 メニューもフードが「タマネギの環状線揚げ」「過電流式サラダ」、ドリンクが「山手線カクテル」「高知発ゆずサワー」など、ネーミングに趣向を凝らしている。
 店内には「Nゲージ」(線路幅が9ミリで、縮尺148~160分の1の鉄道模型)が走る大型のジオラマを設置。壁には機関車のナンバープレートや検査ハンマー(ネジの締まりを確認するもの)、タブレットキャリア(単線で列車の正面衝突を避けるためのもの)など、実物の装備品のほか、風景写真やイラストなどがかけられている。また、3台のモニターには列車が走る風景や、Nゲージの列車に取り付けた小型カメラの映像が流れ、雰囲気を盛り上げている。
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 同店の目玉は、月に1、2回、“鉄道アイドル”として知られる木村裕子さん(25)が「1日車掌」として登場し、接客などを務めることだ。事前に告知することもあれば、シークレットでやる場合もあるといい、本人や店のホームページなどをチェックする必要がある。

 木村さんは小さいころに親に連れられて鉄橋下を走る列車をよく見に行ったことで好きになったそうだ。20歳から2年間、JR東海の特急で車内販売員として弁当やコーヒーを販売していた経験もあるという。
 「人間と同じでいろんな顔があるんですよね。イケメンもいるし子供っぽいのもいる。私の彼氏は新幹線の『400系つばさ』です。来年、老朽化で死んでしまうんですけど…」と熱く語ってくれた。

 昨年、鉄道を扱ったテレビドラマ「特急田中3号」やアニメ「鉄子の旅」が放映されるなど、最近、鉄道人気が熱い。野村総合研究所オタク市場予測チームによる「オタク市場の研究」(東洋経済新報社)によると、ファンは約2万人、市場規模は40億円という。
 秋葉原にもNゲージやジオラマ用のミニチュアなどを販売する店は多数あるが、意外に鉄道カフェは存在しなかった。
 店を出したきっかけについて同社の右高靖智・代表取締役は「アキバには模型やNゲージを販売している店が多いので、絶対に需要があると思った」と話す。ただ鉄道模型を置くだけでなく、コスプレ店員に接客させることで鉄道ファンだけでなくアキバに集まる人みんなに楽しんでもらえるようにしたという。
 「でも店の設定の新秋葉原電気鉄道はNAER=萎える、で萌えるの反対なんですね。だから萌えだけを期待しないでください…」と付け加えた。
 同店の営業時間は平日が午後6~11時、土日祝日は正午から。乗車券(チャージ料)は500円。


最終更新:2月23日18時14分





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最終更新日  2008/02/23 06:21:35 PM
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