†虹缶†

2009/12/21
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20日の「オートバックス M-1グランプリ2009」の決勝戦で、「パンクブーブー」が初優勝、漫才日本一の座を獲得した。敗者復活戦から2連覇を目指した「NON STYLE」と8年連続決勝進出の「笑い飯」との最終決戦を制し、歓喜の優勝を飾った2人と審査員の島田紳助さんが会見した。

【写真特集】09年M-1覇者は「パンクブーブー」 「M-1グランプリ2009」の様子

 「パンクブーブー」は、佐藤哲夫さん(33)と黒瀬純さん(34)のコンビ。01年から9年連続で大会に出場するが、準決勝進出5回で今回が初の決勝進出だった。1ネタ目は合計651点の2位。最終決戦では島田さんや松本人志さんら審査員7人の満場一致で圧勝した。それでも、黒瀬さんは「“テンパりすぎて”『パンクブーブー』って誰だろうと思った。『笑い飯』さんが優勝すると思っていたので……。ちょっと、まだ実感がわかないです」と驚きを隠せない。

 島田さんは、最終決戦について「楽な審査やった。(「パンクブーブー」は)体操で言ったらノーミスだった。ぼくと松本は『笑い飯』に勝ってほしかったんですけど、審査員全員『しゃあないな』っていう空気でした。『NON STYLE』はいまいち。M-1だけを目指してきたこいつらとの違いです」と振り返った。

 黒瀬さんは「まだ実感がわかないですね。今は恐怖しかない。この先、フリートークで“スベろう”もんなら先はない。今から毎日がオーディションという感じ」と心境を明かす。佐藤さんは「(今年は)M-1に真正面からがっしり向かい合った。今日は先輩芸人さんから応援のメールもいただいたし、『僕らのことなんか誰も知らない』と思っていたので、気持ちよく楽しく漫才がやれたんじゃないかな」と勝因を分析した。

 コンビ結成は01年4月。今までで一番つらかったことを聞かれ、黒田さんは「基本漫才は楽しいんで、つらいと思ったことはないです」と笑顔を見せる。一方の佐藤さんは「M-1が一番苦しかったなと思います。3年前くらいからガッツリ漫才と向き合って、(ネタをめぐって)相方とケンカをするようにもなった」と語る。

 今の給料は「13、4万円」という2人は、優勝賞金の使い道を「母親の借金を返して、(母親に)お小遣いもあげたい」(黒瀬さん)、「全部貯金します」(佐藤さん)と控えめだ。今後の番組出演について、佐藤さんは「ぼくら露出が全然ないコンビなんで、出られるものは全部出たい」と意欲を見せる。「『NON STYLE』に比べてトークに自信はあるか?」との質問に黒田さんは「……まだ勝てません。でも、成長を見てください! 2年後3年後を見据えてお付き合いをお願いします!」と声を張っていた。

 9回目を迎える今年の「M-1グランプリ」決勝戦には、ナイツ▽南海キャンディーズ▽東京ダイナマイト▽ハリセンボン▽笑い飯▽ハライチ▽モンスターエンジン▽パンクブーブーの8組と敗者復活の「NON STYLE」を加えた合計9組が出場。「笑い飯」「パンクブーブー」「NON STYLE」が最終決戦に進出した。【栗原拓郎】

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最終更新日  2009/12/21 07:07:57 AM
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