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2007年10月23日
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カテゴリ: 読んだ本
温室デイズ


作者:瀬尾まいこ

「温室デイズ」と入力しようとすると、「温室で伊豆」と出てしまって笑ったー。
瀬尾まいこの本はほとんどが女の子の心理描写。この話は、2人の女の子がほとんど学級崩壊・学校崩壊してしまった中学と、どんな風にかかわりながら何を思っているかを描いている。
あくまでも立ち向かっていき、ひどいいじめを受けても学校へ通い続けるみちると、そんなみちるを見ていることすらできなくなり、別室登校そして不登校になる優子。でも二人とも、そんな学校ってナンなんだろう?自分には何ができるだろう?と思い続ける。そして大事な友達に対しても、何ができるかを考えている。たとえ簡単に行動には移せなくても。そして彼女たちは、自分達にはちょっと居にくいこの場所(学校)でも、世間から見ればまだまだ“温室”だということをちゃんとわかっている。
お話は、みちると一人称と優子の一人称が交互にやってくる。こういうスタイルの本は他にもあったな。最後の最後まで、先生は何も変わらなかったし、学校も何も変わらない。卒業を間近にした3年生はおとなしくなっても、“荒れ具合”は引き継がれていく。
それでも、彼女達が何かを考えて、ちょっとだけでも行動したことは、無駄ではない、きっと何かに繋がっている。そんなことを信じさせてくれる。「どうせやったってムリだよ」と諦めずにいられる何かを。





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Last updated  2007年11月17日 15時12分06秒
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