せび邸

せび邸

2005.12.24
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カテゴリ: あほあほ日記
田舎暮らしをしていると、購買意欲をあおろうという過剰な商業活動とはまず遭遇しないので、クリスマスが近づいていたことをほとんど意識しなかった。

21金ピンクドールドの輝きが、私のクリスマスの印象とどこかでつながっているわけだ。 
私とクリスマスの間には、21金ピンク・ゴールドの輝きに似た、せつない記憶が隠されているのだろうか?


通勤途中によく考えてみた。
結論が出るまでにあまり時間はかからなかった。


アンティーク時計の21金ピンクゴールドの輝きは、あろうことかクリスマスの飾りつけ用のベルの色(安いメッキ)と酷似していたのだ。。(涙)
あるいは50年代レマニア製のこの時計は、おととしか先オトトシの真冬に買ったものだったから、この数日続いている厳しい寒さが、そのことを思い出させたのかも知れなかった。


いずれにしても「偶然久々に手に取ったアンティーク時計を見てクリスマスに想いをはせる」というドラマめいた1日の始まりは、わずか10分ほどの後に、「即物的な」と言いたくなるような結末を迎えたのだった。

そのあまりの結末に、私は吉本新喜劇の出演者のように、おおげさにずっこけて、それからにやりと笑った。
言うまでもないと思うが、ずっこけるまでは心の中の出来事で、にやりと笑ったことだけが現実での出来事だ。


そのとき私は横断歩道のすぐ前に停車して信号待ちをしていた。にやりと笑った顔を歩行者に見られた。


その歩行者は30代半ばの女性であり、彼女もまた軽くにやりとしながら、横断歩道を私の左から右に向かって歩きながら、何度か振り返って私を見ていた。目だけでにやりとしてみせる、という高度な技を使うあたり、さすが歳の功(?)というべきだろうか? とはいえ、
「そんなにオイラのにやけ顔はおもろかったんやろか?」
そう思いながら、私もその歩行者を見ていた(いやしかし、そこまでヘンなにやりではなかった)。
あるいは私を知っている人かもしれないので、自分が担当しているお客さんの顔を高速検索してみた(該当する顔はなかった)。
しばらくして会社に着いた頃には、もうその女性の顔など思い出せなくなっていた。あえて思い出そうとすると、なぜか前の会社のパートさんの顔が浮かんできた。これまで1度も思い出したことがなかったそのパートさんを、かつて私は「おばさん」に分類していたが、いつのまにか私は、私が知っている当時のそのパートさんより年上になっていた。
しかし私の中ではそのパートさんは、今も「おばさん」のままなのである。
と同時に、小学生の頃、よその県に引っ越していった憧れの上級生は、今も「おねぇさん」のままなのである。


こんなことを思い出したり考えたりしながら、ついでにクリスマス・イブの夜に天に召されたあのパトラッシュ(多くの子供たちの心にトラウマを残した「フランダースの犬」最終回参照)に思いをはせる。。

これが私の、クリスマス・イブの午前中であった。


(タイトルのFeliz Navida!は、ふぇりす・なびだ」と読みます。スペイン語で「めるぃ・くりっすます」のことです。今宵、みなさまが幸せな時間を過ごされますように!!)










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Last updated  2005.12.24 18:41:29
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Comments

セビセビ @ Re[1]:元気です(06/17) blue rose2792さん あそことはまた別のあ…
blue rose2792 @ Re:元気です(06/17) それはなによりでした。 ほっといたしま…
セビセビ @ Re:やっぱり!?(01/22) せしるんさん おぉ。。 だいたひかる…
せしるん @ やっぱり!? 私も鳥居みゆきを見たとき、戸川純を思い…
セビセビ @ Re[1]:とあるプチ・オタの見たいもの探し(01/18) sally-1020さん ご無沙汰っす^^ 絶望…
sally-1020 @ Re:とあるプチ・オタの見たいもの探し(01/18) ご無沙汰しております。 先日は有難うご…

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