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こんばんは。
寒い日が続きますが皆さん体調はいかがでしょうか?ご自愛ください。
新型コロナの第3波も心配ですね。もう少し自宅待機したいと思います。
さて、前回A電源(5V)をラジオに接続して、UX-201Aのフィラメント点灯の確認とレオスタットによるフィラメント電圧の調整について書きました。
今回は低周波トランス2次側断線に対処するための回路変更について書くつもりだったのですが、ちょっと思い付いて、低周波トランスの修理ができないかやってみることにしました。
1:3の低周波トランスですが、2次側が断線しているようで、よく見ると下側がネズミに食われた?みたいに切り欠きがあります。(錆もかなりひどいですが.....
)
もし、ここが断線しているとするとそこまで巻線をほぐしていって、断線を修復(はんだ付け)し、もう一度巻き直せば、修理ができることになります。
2次側の引き出し線の下側が断線しています。
というわけで、トランスを”まな板”から外してみました。小さいですね。
何と140g位しかありません。軽い!
念のために1次側と2次側の引き出し線に記号を付けます。
ここで、ちょっと違和感があったので、回路図を確認してみました。
左側の同調コイルの下に書かれているのが断線している低周波トランスです。
回路図によると1次側のBに+45V、PにV2のプレートからの再生用のコイルにつながり、2次側のGに同調コイルとバリコンが、Fがアース(A-)につながっています。
ところが実際の配置は1次側と2次側が反対になっているんですね。![]()
レストアの最初の方の記事で書きましたが、このラジオ、”まな板”が当時ものとしてはきれいすぎますので、新しい”まな板”に部品を組み直しているようです。その組直しの時に1次、2次を反対にしてしまったものと思われます。
というわけで、低周波トランスの修理の時に1次、2次を入れ替えることにします。


新聞紙を外したところです。
断線している部分が明らかになりました。髪の毛のように細いエナメル線を丁寧にほぐしてゆきます.....
断線部分まで結構ありましたが、何とかたどりつきました。何本か切れてましたので途中の断線部分は捨てて、3か所ほど半田付けして、巻き直します。
2時間ほどで完成です。
コア(鉄芯)の方も本当は錆を処理した方が良いのでしょうが、今回はパスしてそのまま組み直します。
出来上がりました。 巻線枠を入れ替えています。手前が2次側です。
こちらが余ったエナメル線。そこそこの量です。![]()

というわけで若干2次側の巻き数が減りましたが、全体としては問題ないものと思います。
早速”まな板に戻して、真空管無しでB電源を繋いで異常が無いかどうか確認します。
V1のプレートが+90V、V2のプレートが+45V,V3のプレートが0V。
うん?0V.....そうかマグネチックスピーカーがつながれてないので、プレートにB+が来てないんですね。![]()
で、別途購入してあったマグネチックレシーバーをフォーンジャックに差し込もうと思ったのですが.....入らず??
標準の6.35mm(1/4インチ)のジャックだと思っていましたが、ほんの少し小さいジャックのようです。(そんな規格あるのか?)
仕方ないのでワニ口クリップで繋いでみました。
以前の記事では、A電源(5V)に5V10Aのスイッチング電源を使っていましたが、330円で購入してきた5V2AのACアダプターに交換しています。
一応eBayで落札したUX-201Aを3本挿して動作チェックしたところ、マグネチックレシーバーから再生型ラジオ特有の”ギャー”という音が出たので、全体としては動作しているように思います。
今日のところはここまでで終了。
各段の回路が正常に動作しているのかどうかは今後確認してゆきたいと思いますが、SG(シグナルジェネレータ)とか持っていないので、実際の放送電波を受信しながらの調整しかできません。
そのためにはある程度の長さのアンテナも必要になります。(地方で電波強度が弱い
)
次回は、このアンティークラジオで放送局が受信できるか書きたいと思います。また、eBay、ヤフオク!で落札したUX-201Aもご紹介したいと思います。
以上、「 アンティークラジオのレストアその6 低周波トランスの修理 」 でした。
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