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なんちゃって妄想ワールド(Memory)10
ユウキ、ミヤケ、ナツメはコックピットに。
セナ、ティア、メディナ、ジークはポットの中に乗り込んでいた。
ユウキの機体のパーソナルカラーはブラック。
ミヤケの機体のパーソナルカラーはグリーン。
ナツメの機体のパーソナルカラーはピンクとなっていた。
「1機残らず仕留めるぞ」
「元々そのつもりだ」
ミヤケの言葉にユウキが返した。
「早く終わらせようね、コウ♪」
「あ・・・、あぁ」
ナツメは気分が好調だった。
『ユウキ機、ミヤケ機、アカマ機。出撃してください』
オペレーターに言われ、3機は出撃した。
『出撃用ポット、射出してください』
セナたちの乗るポットも、射出された。
「沖合いのSIRN軍より、戦闘機、ポット射出されました」
オペレーターがギンに報告した。
「よし、こちらも打って出るぞ。各隊出撃させろ!戦闘機部隊、艦隊もだ!!」
「了解しました」
ギンの命令が下り、連合も迎撃を開始した。
ユウキたちは、前方に現れた艦隊に気付いた。
「出てきたな」
3機と、元々配置してあった戦闘機部隊がそれに向かっていった。
続々と出てくる敵の戦闘機を着実に1機ずつ落としていく。
だが、小さな拠点のワリに、物量の多い部隊で、落としても落としても出てくる。
「ミヤケ!艦を沈めないと、キリがない!!」
「判った、援護する。お前は艦を!!」
ミヤケがそう言った。
「えぇ?!ケイゴ君1人って、それは無茶じゃない?」
ナツメが心配をして言う。
そんな時にも、味方機が数機落とされていった。
「いやいや、コイツの腕は半端じゃない。なんってったって、トップ卒業だぜ?」
「あぁ、やってみせるさ。4隻全部落としてやる」
それを聞き、ナツメはユウキを信じる事にした。
「よし、ユウキを援護するぞ!」
「うん!」
ミヤケとナツメに守られながら、ユウキは敵艦隊に向かって行った。
セナたちも順調に進んでいっていた。
ティアは得意の爆弾系の武器を使い、メディナはマシンガンで道を開く。
そこにジークがマシンガンを撃ちながら突進をしていく。
セナは、見慣れない銃を二丁装備していた。
これは、出撃前にロンから渡された物だった。
射撃が得意なセナに、当時の軍最新鋭の銃の完成品を授けたのだ。
これが後に人間兵器として量産される、彼らの武器のオリジナルとなる物だった。
「うっ、引き金硬ぇよ。んにゃろ!!」
思い切り引き金を引き、敵の集団が居る所に撃った。
その中の1人に命中した。
すると、その敵兵は爆散し、当たりに肉片が飛び散った。
ナノシステムが作動する前に。
セナの手、ないし体に大きな負担がかかり、その場に膝をついた。
「なんだよこれ・・・。滅多に使うもんでないな」
セナはその銃をホルスターにおさめ、もう1つの受け取った銃を手にした。
彼は敵軍の方へ走り、そして、その銃を撃った。
それも敵兵に命中した。
すると、その敵兵の体の中から数発の弾丸が飛び出した。
その弾丸が当たり、倒れていく敵兵。
「ほぉー。こっちの方が使い易いな」
特殊な銃弾を使っているので、弾数が少ないのが玉に瑕だ。
セナはそれを使い、次々に敵を撃ち倒していく。
「ヘヘッ、いいじゃねぇか。これりゃ便利だ」
「セナ!調子に乗り過ぎるなよ!!」
ジークに軽く説教されたが、順調に侵攻して行った。
「なにをやっている!早く落とせ!!たかが3機だろうが!!」
艦隊を指揮する上官が、焦りを見せながら怒鳴り飛ばしている。
ユウキは、それを嘲笑うかの様に1隻目の戦艦を沈めた。
「いい調子だ。そのままいけ!」
「あぁ。そっちもそのまま援護頼むぜ」
並外れた操縦技量で、戦艦に近づき、あっという間に2隻目を沈めた。
ロンも敵艦に向けて主砲を放った。
それで、それまで戦闘を繰り広げていた敵艦を沈めた。
「残り1隻だ!気合入れていけ!!」
ロンの言葉で、ユウキが更にやる気が出た。
「ラストォォォォ!!」
ユウキの機体から、無数のミサイルと弾丸が放たれた。
それがブリッジや戦艦のボディに命中し、最後の1隻も沈んだ。
セナたちはとうとうギンたちのいる、敵陣後方まで来た。
「来たな。全軍突撃!!」
ギンの号令と共に敵兵たちが攻撃を開始した。
「ウザイっての!!」
セナがあの強力な銃を撃ち、ティアが手榴弾を投げた。
それで一瞬にして敵戦力の大半を奪った。
「何っ?!」
ギンは唖然とした。
「クソッ、あのガキ共・・・。何なんだ」
舌打ちをし、ギン自らが打って出た。
「あいつが指揮官だな!」
セナがギンを見つけた。
「セナ、いけ!!奴を討てば終わる!!」
ジークが言い、セナがギンに向かった。
ギンが銃を撃ってくる。
しかし、それをセナが回避する。
「なっ・・・」
長年の戦歴、そして能力を持ってしても、セナに当たらなかった。
ギンは銃を撃ち続ける。
「ウザイってねぇ!!」
セナが普通の銃を撃った。
それがギンの銃を弾き飛ばした。
「!?」
更に、セナの撃った弾がギンの右手を射止めた。
苦痛の声が漏れる。
「大した事ねぇな。実力指揮官さんよぉ!!」
セナは容赦なく銃を撃ち続けた。
ギンの肩を射抜き、両足を射抜き、地面に跪かせた。
細かく痙攣をしているギンの前に、セナは立った。
すると、セナはギンの手が使えなくなるほど撃った。
「悪いねぇ。俺も死にたくないからさ」
ギンは残りの力を振り絞って、セナを見上げた。
「(この男、マイが見せた写真の・・・)」
「じゃあな、実力指揮官」
セナは、悪役顔負けの表情をして台詞を吐き、ギンの頭を撃ち抜いた。
すぐにナノシステムが作動し、ギンの体がバラバラに弾けとんだ。
セナはその返り血を浴び、顔や軍服が真っ赤に染まった。
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