ディサイション・パワード 第14話「決戦」


そこに1人の女が話しかけてきた。
「どうしたの?こんな所で」
ノゥと同じ上官クラス『暁真 棗』だった。
「アカマか。いつ戻って来たんだ」
ノゥが棗に云った。
「さっきよ。久しぶりねぇ、ここも。それと苗字で呼ぶのやめてもらえる?」
棗は自分の苗字が好きでないらしい。
ノゥは微笑し云った。
「いや、悪い。ということは、あれの後継者が見つかったという事だな?ナツメ」
それを聞いて棗は少し嬉しそうにえぇ、と云った。
ノゥの口元が少し緩み、そしてこう云った。
「もうすぐ全てが分かる。どちらが生き残るのかも、我々の命運も」
「賭けね」
そして棗は歩き始めた。
そしてノゥに背を向けたまま、
「反乱軍も動くはずよ。議長にちょっとプレッシャーかけてくるわ」
と云い、奥へと向かって行った。

永原の招集コールから6時間後、日本の反乱軍全軍が集結した。
「やっと集まったな」
「これで決まるのね、何もかも」
みなが意気込んでいた。
そして、全軍に号令が下った。
「侵攻開始!」
それと同時に無数のディスと1隻の戦艦が本拠地へと侵攻を開始した。

「睦月日本支部議長!大変です、反乱軍が侵攻を開始しました!!」
兵士の言葉に創は目を大きく見開いて驚いた。
「何ぃ?ここへへか!」
棗から情報を聞いていたので中央の護りをさらに堅くしていたものの、それほど早急な話だとは思っていなかった。
「世界中でも政府本拠地へ侵攻が始まったみたいです」
それを聞いて創は動き始めた。
「打ち上げの準備を始めろ。ヴィーナスを浮上させる」
そう云い残し、司令官室へ向かった。

政府のいうセンターへ侵攻をしていると中から敵機が出てき始めた。
その中にはジミュート、弥生、春の姿もあった。
「一気に攻めてきやがった」
春が以外な敵の作戦に少し翻弄されていた。
「焦らなくても大丈夫でしょ。雑魚ばかり」
弥生が春を落ち着かせようとした。
反乱軍の兵士たちは迎撃してきた敵機と戦闘になり、倒し倒されていく。
特に侵攻が出来ない場所はあの3人がいる場所だった。
「何をやっている!雑魚には構うな。ヴィーナスを沈めろ!!」
永原が指示を出す。
「一部のゾーンが侵攻できません!」
それを聞いてヨウたちにそこへ向かうように指示した。

ヨウたちは指示された場所へと向かった。
するとそこにはヨウ以外のメンバーが以前に見た2機と見覚えのある1機がいた。
「あいつら!」
ヨーランが云った。
「ハルの機体か。じゃあもう2機は・・・」
「ジミュートとオーシャンよ」
ヨウにリリスが云った。
ヨウは歯を食いしばり、険しい顔をした。
そして、再び敵として戦場で再会するのであった。

ディサイション・パワード 第15話「宇宙」

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