ひーちゃんのゼミナール 名古屋産業大学(現代ビジネス学科)・大学院環境マネジメント研究科)現代の社会・経済・環境・芸能・スポーツ・宇宙

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2021.05.07
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カテゴリ: 社会時評
 愛知県が5月12日(水)から緊急事態宣言になるので、私の大学では、授業がみたびオンライン(遠隔)になります。昨年の春学期、秋学期よりも、直感的に「危ない」と感じています。それは、既存の侵入ウイルスが変異ウイルスに置き換わってきているからです。
 変異ウイルスは、若者や年少者にとりつきやすく、彼らを重症化へ導くからです。また、3密環境でなくても1,2密環境下でも人体に侵入、発症する特徴があるとされているからです。
 大学の教室は3密構造を持っています。授業を効率的に回転させるために、大教室での大人数授業があります。中・小教室も履修の効率的回転のために密集構造したがって密接(濃密)構造となっています。最近の大学は、学生確保の必要性から、過剰な学科、コースを置く傾向があり、必要以上の授業数を回転させるために、多くの教員を雇い、3密空間を作っています。3密空間は大学の宿命的空間構造と言えます。学食は大勢の学生を、昼休みに一気に収容して食事をさせる超高密空間です。部室は学生課の目の届かない密閉空間です。
 ある大学では、原則100人以上のクラス(授業)はオンライン、それ以下は対面ということです。直感的に変だなと思うのは、機械的に授業規模(履修登録者数)で、対面・非対面にしていることです。座席数に占める履修者数で比率を取れば、履修者数の多少にかかわらず、密集度が出るので、換気など対策を強化する前提として、前後左右を開けた場合の密集率を基準にすべきだというのが、私の友人の考え方です。
 15人の履修者が20名収容教室で授業をするほうが、100名の履修者が200名収容の教室でやるよりも、密集率は高く感染リスクは高いから、というのが東京の大学にいる私の友人の考えです。友人によれば、3密以下の2密、1密でも感染するのが、変異株の特徴であることが分かってきており、若年者の感染リスク、重症化リスクが高いことが分かってきているので、日常的な教室感染リスク回避策を、もっとち密にするのが大学の使命ではないかと言います。
教師は、このような蜜空間にさらされて教育活動に従事していますが、安全空間は研究室です。しかし、教授会、各種委員会などで高密空間に閉じ込められます。職員は、教務、学生、キャリアなど、学生と対面で仕事をせざるを得ません。
 筆者は、個人的には大学を完全に感染リスクから解放するためには、完全ロックダウンしかないと考えますが、それは無理でしょう。しかし、昭和43年から44年にかけての学園紛争の中で、半年の「ロックアウト」を経験しています。そのような過酷な環境の中で、学生はたくましく生きてきました。大学が、変異ウイルスの猛威の中で、ぐちゃぐちゃになるのではないかと危惧していますが、これが杞憂に終わることを期待しています。
(2021年5月7日 本稿は予告なく内容を修正することがあります。続く)






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最終更新日  2021.05.07 16:55:06


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