あのね 通りに素敵なバー
カップルシート 個室があるの
ほおを桃色 あの娘はほほえみ
“ふたりっきりになりたいの
甘く見つめあいたいの
でもわたし泊まりはダメなの”
あの娘と彼は忘れてるわ
あの個室 あの個室
だれもが素顔へ あの個室
水をたたえた 白い椅子
「こんな時間 どこ行こうか?」
「もっとぴったり 寄り添いたい」
わたしの友達 天使がささやく
「世界がたとえ 昼でも夜でも 白いお城が 満員でもね」
水をたたえた 白い椅子
一人で占領 もったいない?
ロールペーパーは ヴァージンロードに
一畳半の ハコの中からブーケトス
姫のお通り ブーケトス
思わず2人で ブーケトス!
あの娘と彼は忘れてる
あの個室 あの個室
黒い筒 けぶる匂いと水滴ヒヤリ
ふたりをかべぎわ 追い詰める
木琴 音階かけあがってく
かたいスティック 毛糸にくるまれて!
ゴム手袋ペンライト もっともっと 喉を見せて
あの娘はとっても 気高いの
あざとい目隠し だいきらい
あいをこぼすの だいきらい
あれれ青いゴミ袋はどこへ?
水浴びニッコリ おきがるに
内鍵で どうぞ貸切ごゆっくり
お茶はあの娘が 煮出してくれる
小さな窓から 2この魂 ふわふわり
ねえ噴水ね 虹が見えるわ ロマンチック
うっとり 壁から挟み撃ち
水をたたえた白い椅子
恋人たちを呼んでるよ
あの個室 あの個室を
忘れないでおふたりさん
お茶はあの娘が煮出してくれる
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