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今回は、僕のようにお金を騙されて失った人が少し救われるような考え方「スピリチュアル」を紹介したいと思います。
信じる、信じないは人それぞれなので、こういう思考方法があるとお考え下さい。
「スピリチュアル」とは、霊的な精神的なという意味で、物質的な世界を超越した目に見えない領域や心、内面的な探求を指します。
執着からの解放
お金は「安心」「自由」「権力」などへの象徴として心に強い執着を生みます。現代人は、知らず知らずのうちにお金に執着を生み、働いて年をとればとるほど、
「お金さえあれば」
という考えになりがちです。
大金を失う経験は、その執着を壊し、「本当に大切なものは何か?」を考え直す契機になると言われます。
実際に僕が詐欺で大金を失う前と今ではずいぶんと考え方が変わりました。お金への執着がより無くなったのです。これによって、お金の使い方が変わりました。
精算の体験
過去の行いや関係の流れが清算されるプロセスとして現れることがあります。必ずしも「罰」ではなく、次のステージへ行くための必要な清算と考えることもできます。終わらせるべきものが終わりやすくなると考えることが出来ます。
信頼、信念の検査
「誰を信じるか」「何を価値とするか」という内面の信念が試され、強化または書き換えられます。人を見る目や自分を守る境界線が研ぎ澄まされています。実際に僕は、ここぞと言うときは流されることなく、自分の考えを強く主張し、強い心を持つべきと深く思いました。自分の弱さにつけ込まれた経験でしたから。

手放した分、新しい流れが入る
スピリチュアルでは「器に余白がないと、新しいエネルギーは入らない」とされます。大金を失うことは痛みを伴いますが、それは新しい豊かさを受け取るための「スペース作り」の場合もあります。古いエネルギーを手放すことで、後に違う形の豊かさがやって来るということです。
人間の本質を知った学び
嘘や裏切りは「低い波動の現象」とも言われます。それを「あり得るもの」と受け入れた時、人は目が覚める。つまり幻想から覚醒した、と考えられるということです。
驚きがない、期待がない
人に対する過剰な期待を手放すと、心は平穏になっていきます。
「みんな正直だろう」という期待があったから裏切りに怒りが生まれていた。
それがない今、裏切りさえただの現象として観られる。
成熟した魂の段階
嘘を憎むでもなく、盲目的に信じるでもなく、「人はそういう存在でもある」と理解することは、魂の成長のサインとも解釈できます。何度も何度も、体験を振り返り脳が反芻することで、人を深く理解できる経験であったと思います。
このなかで、一番自分の考えが矯正されたのは、お金への関わり方や執着がかなり減ったことです。
お金が減ることは確かに不安をきたしますが、いくら資産を積み上げても不安は絶対にゼロになりません。
その中で、自分の中で資産の境界線(限界線)を引くことが出来たのは、大金を失う経験があったからです。
「お金はいくらあってもいい」という人がいます。
これは、大したお金を手にしていない人の意見だと思います。
そして、僕は、これは違うと思います。
人は、大金を手にしたときにこそ、その真価が問われます。
人は、その大金を放っておけないからです。
大金を積み上げた後に、人は大きな失敗をしたり、狂った考えに陥ることが多いです。目的の曖昧なお金を積み上げるほど、リスクが生じます。
いくら本を読んでも、いくら人の話をきいてみても、なかなか人は考えが変わることがないと思います。
「痛烈な経験」こそが、人の思考を短期的に根底から覆す事柄であると思います。
魂に刻まれるというか、そんな感じですね。