シンガポールでサバイバル

今シンガポールは、セールでございまして、

週末引きこもり気味のワタクシも、

なんやかんや街に繰り出し

ショッピングをしている日々でございます。

さて。

ふと気づくと、以前、お花畑を畝にした例のサロンがある

ショッピングセンターにいるではありませんか。

そして、中をのぞいていると

以前、ワタクシのお花畑を整えてくれた女子が

いるではありませんか。

詳しくは　 こちら

ねぇちゃん「あー！久しぶり！」

ワタクシは、もじもじと「は、はーい。この前はありがとう」

ねぇちゃん「いよいよ、デビューなのね！いらっしゃい！」

ワタクシ「い、いやいや、ただ通りかかっただけだから・・・」

ねぇちゃん「いいからいいから！」

またもや全裸で、台に横たわるワタクシ。

こんこん、とノックをして、ねぇちゃんが入ってきます。

ねぇちゃん「シスターは、元気？」

ワタクシ「・・・・・（姉妹がいることなんて、彼女にいったっけ？）げ、元気よ」

ねぇちゃん「あたしのシスターも、元気よ。昨日ヘアスタイルチェンジしたの。

彼氏が、『シスターは、最近、ロングだね。そろそろ、ヘアスタイル変えたら？』

っていうもんだからー」

シスターって

あちらのことですか？

しょっぱなから、不条理な世界が大展開。

ねぇちゃん「どれどれ・・・おーーーーーーー

すっかり ワイルド

といいながら、例のえんぴつみたいなものでつんつん、ワタクシの

シスター をつつきます。

毛はどうせ伸びる。

だから、いいではないか。

いよいよブラジリアンに挑戦です。

ワタクシ「・・・・（どきどきどき）」

ねぇちゃん「最近、仕事どうよー。」

ワタクシ「えーーーーーー。忙しいっていうか、暇って言うかー。Ｈ１Ｎ１で

色々影響あってー、ファイナンシャルクライシスも、色々影響するしー、

この間なんかー・・・・・・・・」

ベリベリベリっ！

ワタクシ　 「ぎゃぁわりえう☆○■×！！！！！」

い、い、痛すぎます！

この前の、畝とは、比べ物にならない痛みでございます。

ワタクシ「痛い！この前よりも全然痛すぎる！！！！！」

ねぇちゃん「ここはねぇ、シスターの一番痛いところなのよ。あ、painful って

日本語でなんていうの？」

ワタクシ「いたい、だよー。いたいよー、いたいよー」

ねぇちゃん「あ、そういえば、Ｋｉｍｃｈｉ－　Ｋｉｍｕｃｈｉ－って日本語で

どういう意味？」

ワタクシ「それって、気持ちいのことかな？なんで？」

ねぇちゃん「あーっはーーーーん。なるほどね。彼氏と日本のポルノ見てたら

いっつも聞くからさぁー」

ワタクシ「彼氏と日本のやつ見るの？」

ねぇちゃん「なんかねー、彼氏がすきなのよー。あたしと見たがるのよー。

この前見たのなんかね、東京に出てきたまだ田舎っぽい女の子を街で

モデルにならない？ってスカウトしてねー、色々インタビューしてねー

そのうち、服脱がしちゃってさぁーーーーー」

ワタクシ「あーーーーーーなんか日本でよくあるパターンな気がー」

ねぇちゃん「えーーーーーーーーそうなんだーーーーーー。東京で、

そういうこと、経験あるー？」

ワタクシ「えーーーーーーーー、なんかねー、若いころ、渋谷ってところのコンビニで

立ち読みしてたらねー 、サラリーマンがねー、よってきてねー、『おいくらですか？』

って聞いてきたのよー。あたし、雑誌の値段かと思って、『350円です』って答えたら

そのサラリーマン、『いえ、雑誌じゃなくて、あなたです』っていったのよー。

あたし、もーー怖くなってねー・・・」

ベリベリベリっ！

ワタクシ

ねぇちゃん「きゃははははは。話に夢中になってたから、

あんまり痛くないでしょー」

ワタクシ 「べりーーーーーぺいんほーーーーーーーー！！！！」

ねぇちゃん「ごめんごめん、ここはシスターの中でも、敏感なところなのよ。」

ワタクシ「そ、そうなの・・・・。もう無理そうよ・・・・やっぱりやめるわ」

ねぇちゃんがおもむろに、手鏡を取り出します。

シスターをみろ、と促します。

したら

シスター

すでに、

陰と陽 となっておりました。

こ、ここで、やめられないということか・・・

ワタクシ、泣く泣く、続行です。

ワタクシ「この痛みと出産の痛み、どっちが上なのかしら・・・」

ねぇちゃん「あははははー。どっちだろーね。あたし、産んでないから

わっかんなーい。ねぇ、ゆえじは、子どもほしいの？」

ワタクシ「そうだね・・・そろそろ年齢的にも、真剣に考えなきゃいけない

ことだよね・・・。周りも今出産ブームでさ」

ねぇちゃん「えーーーーーーー。私もー」

ワタクシ「どんぐらい痛いんだろうねぇ・・・・あ、そういえば、友達が、いってたけど、

1人目産むと痛くて、もう二度と

あんなことするか、って思うんだって。でもね、いつしかその痛みを忘れちゃって

そうこうすると2人目が生まれるらし・・・・・・・」

ベリベリベリっ！

ワタクシ　 「ぎゃぁわりえう☆○■×！！！！！」

ここで、気づいたわけです。

これ、ストラテジーなわけですよ。

クライアントがおしゃべりに夢中になっている最中に、

一気に引き剥がす！

恐れを意識させない、非常にプロフェッショナルな技術だったのです！！！

ワタクシ「も、もしかして、話に夢中になってきたら、一気にはがしてる？？？」

ねぇちゃん「おほほほほほ。気づいちゃった？あなた、やるわねー。

これが、あたしの技であり、売れっ子であるゆえんなのよーーーー」

お、恐るべしでございます。

完全に彼女のペースに乗せられています。

しかし、なんなのでしょう。

この非常に近い感覚。

いつもは、知らない相手とは

話さないような話題、性的なことや、体のこと、恋愛のこと、などなど

次から次へと、ワタクシから引き出し

身も心も、本当に丸裸にされてしまったような気分です。

自分の社会的地位や、役割、その他うんぬん、俗世間のことなど、

すべて引っぺがされて

ただの女、になったって感じでしょうか。

男性で風俗にはまる人がいるというのは、もしかして、

こういう気持ちのせい？？？などと思ってしまいましたことよ・・・

ついに出来上がって、見ると・・・

そこには

シスターが、尼になっておりました。

あまりに、神々しくて（涙）

いまだ尼になったシスター様を

直視できておりません（涙）（涙）

本日も、大変失礼いたしました。