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スマートと言う言葉は私が少年であった時代には単に身体の均整が取れて、視るからに格好良いという身体的特徴を指していた。 一見して細い身体がスマートと子供心に思っていた。 中学に入り、英語の授業を受ける事になり興味津々で英和辞書を引くのが楽しみになった。 それだけ日本語の語彙が増えると言う事実に気づき、同じ意味なのに言い回しが多くあるのに悦びを見出したのである。 その事については別考することにしてSMARTには賢いとか洗練されたというもう一つの意味があることをそれで知ることがで本日の言葉:その18 かたくな と言うこと その2
2025.11.23
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としているという背景なり考え方に裏打ちされている。 但し、その時代の技術なり、時代の哲学が基盤となる。 だから不変と言うのではなく、それが変化すれば自ずと慎重に吟味を重ねて、結果がそれまでより向上するのであればそれを採り入れる。 改善に至るまでの経過が頑なと言えるだろう。 職人なり技芸者の世界では質が向上するのであれば変革を厭わないのが古来よりの仕事に対する気構えだったと言える。本日の言葉:その17 みそぎ ということ その6
2025.11.22
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とは確かだが、自然の猛威や疫病等の当時において手の施しようがないものにはあえて逆らわないのが善だったと言えるのだろう。 本日の言葉:その18 かたくな と言うこと 漢字交じりにすると「頑な」となる。 頑固の"頑"である。 よく似た言葉を探すと「固陋 ころう」となる。 但し「陋」だけだと心が狭いとか身分が低いとかより品格を貶めるので注意が必要だ。 因みに狭い家の事を陋屋という。 頑なは現在行っている作業なり様式が究極の水準に高められた結果のものとし、その水準を維持してゆくのが良いこと 本日の言葉:その17 みそぎ ということ その5
2025.11.21
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それが基本であったのがそのままでは身体からそれらがはなれるものの、足許付近にあり、ケガレという概念が確立した社会ではそれが遠くに離れたところに行かないとその類がいつまでも影響するとの思考がある。 それを近くに留めておかないためには浅瀬の川に浸かり、上のミソギ行為を行うことで或いは自然の作用に委ねることでそれの影響への感謝、言い換えれば加護でその効果を強調する事でその効果を喧伝出来る効果がある。 但し、災厄に近いと考えたケガレを目に見えない場所に去らせる事が問題の解決ではないこ本日の言葉:その17 みそぎ ということ その4
2025.11.20
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人生を経るに従い人間性が増してきたという自己満足的な充足感とはうらはらに退行することがそれまでに知らず知らずうちに付いた諸々の穢(けが)れを浄化したいというのにつながる。 文字通り"身削(ミソギ)"するのだろう。 日本神話にはミソギは禊と書かれ、その冒頭部分で川に身を浸しながら、水の流れの作用で、或いは優しく手で掻き取るようにして物質的なり精神的な"けがれ"を流し去る。 けがれていたものがそれでも取り去れない場合は布等で拭(ぬぐ)うことでよりそれがなくなる。 手で肌を摩擦する事であか(垢)やその他の付着物を削ぎ落とす事が当に"身削ぐ"である。
2025.11.19
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胎児は誕生の瞬間に胎盤から分離することにより羊水中の鰓(エラ)呼吸から肺呼吸に変わるのだと言う。 胎児はそれに付着してきたものをぬぐい去れる事により光り輝く身体へと磨かれ、それを見る人の感情によれば光り輝く身体と映る。 この"磨"くと言うのは身つまり本体から必要でない付着物を掻きとる(身欠く)であり、望ましい形状となす事を示す。 そうすることが本来のあるべき姿つまり本性を顕すことなのである。 これが後に述べるミソギというものにつながるのである。本日の言葉:その17 みそぎ ということ その2
2025.11.03
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