戦国ジジイ・りりのブログ

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2013年05月02日
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カテゴリ: 日光写真館
※「輪王寺2」の続きです。


え~っと・・・・・

本編を始めると、それにかかりっきりになるのはいつものことですが、
最近のシリーズは以前よりも歴史部分の比重が大きくなっているので、
ただでさえ遅筆な私は1話書くのにもかなり時間がかかります。

昨日の更新もギリ間に合ったという訳で、今日はまだ「高山城(3)」を
一字も書いてないし、どんなに頑張っても今日の更新はまずムリ。

書きたい雑談もいくつかあるんだけど、ちょっと1話分書くだけの資料は
ないだろうしな・・・


普段の中じゃなかなか日光編まで手が回らないので、

「ライフワークどころじゃないじゃん・・・」

て自分でも呆れていたものの、これは「日光写真館」のカテゴリー名の通り、
写真が主体のシリーズなので、本編の途中でぽつぽつ入れたとしても
前後の流れとかもそう問題ではない。

そうか、これ使えるかも!
って気が付くに至った訳で、これからは本編の下書きのストックがなくなった時は、
時々このシリーズの続きが顔を出すかもしれません(笑)。

もちろん、毎日継続して読んでくださってる方がいる以上、
なるべく本編の方を続けて一気に書くようにはしますけどね。



てことで、前回 「輪王寺2」 ではお護摩が終わったところまで書きましたので、



ありがたいお護摩が終わって外へ出ると、ほとんど雪はやんでた。


日光・輪王寺・護摩堂7



大護摩堂はデカいので、正面からの撮影はかなりキビシイものがあります。
写真で数えると、14間くらいあるのか・・・?


日光・輪王寺・護摩堂8




これが輪王寺の寺紋なんだと思う。
袋とかにもプリントされてるし。

軒丸瓦もこの紋↓。
くうう~、カッコええの~


日光・輪王寺・護摩堂10



大護摩堂の向かいには、これがあります↓。
後ろにあるビルみたいのは、現在工事中の三仏堂。


日光・輪王寺・相輪塔



日光・輪王寺・相輪塔3



 【重要文化財 相輪塔-そうりんとう-

  慈眼大師(天海大僧正)が寛永20年に家光公の発願によって比叡山の宝塔に擬して
  構築した高さ15メートルの青銅の供養塔であり、塔内に千部の経典を収蔵し
  天下泰平・国土安穏を祈願せるものなりと云う。】
  (現地解説板より。漢数字は戦国ジジイが変換)


この解説板は石段をちょっと上がったところにあるし、
相輪塔はホントにこれだけの塔なので、個人で観光に来てる人の6~7割は
スルーするんじゃないですかね。
日光山内には重文なんてごろごろしてるしね(笑)。

まあ、私は大護摩堂でひいたおみくじを結びに行くので、
いつも相輪塔の段には上がるんだけど、それほど関心はなかった。

これが実は結構なお品だったことを知ったのは、
建築の勉強を始めてから。



お寺にある塔とかって、よくこんなの(ピンクの枠の部分)があるでしょ↓。


宮島・多宝塔-2
      (宮島・多宝塔)


枠で囲った部分を「相輪」(そうりん)という。
この部分だけでもそれぞれの部材に細かな名称が付いてるんだけど、
とりあえずここでは必要部分以外は割愛しますね。 

相輪が屋根に接する部分を「露盤」(ろばん)、
その上の部分を「伏鉢」(ふくばち)といって、露盤と伏鉢でお釈迦様の墳墓を表す。
一番上の「宝珠」は仏舎利を納める場所だしね。
なので、ここは重要な宗教的意味合いを持つ部分。

で、普通は多重塔の上に置かれる相輪だけに焦点をあてて仏塔と同じものとみなし、
相輪だけを境内に祀った金属製のものを相輪塔というんだそうな。


相輪塔の始まりは、最澄が延暦寺に建立したものと言われていて、
現存する相輪塔は全国でわずか5基。
そのうちの4基が関東にある。

最澄が始めたというのがホントなら、8世紀末~9世紀の始めで
相当古い時代だから、長い歴史の中ではそれなりの数が建てられたものだろう。

それが、今じゃたったの5基・・・
しかも、家光の発願で天海が建てたとくればね。
さすが、日光



日光・輪王寺・相輪塔4



日光・輪王寺・相輪塔5



写真を撮った時は雪が降ってたので、あまり鮮明でなくて申し訳ないですが、
上のチラチラした部分を望遠で撮ると、細部まで実に細かく作られていて美しいです。
望遠なのは、実物は結構な高さがあるのでそんなに間近では見られないからです(笑)。


派手な東照宮とかに比べればぶっちゃけ地味な塔ですが、
貴重なものなので山内にお立ち寄りの際は是非こちらもご覧ください。



相輪塔の前には、これまたデカくて立派な灯籠が2基あります↓。
これも青銅製かな?


日光・輪王寺・相輪塔31



この塔にね、色々な彫刻とかが実に細かくあってね。
てな訳で、ここからようやく「日光写真館」らしく
写真のオンパレードになっていきます。

ただし、光線の加減だとかの諸事情により、
すべての写真は掲載できませんでしたので御了承ください。
現地では、残らず写真に収めたんだけどね


日光・輪王寺・相輪塔12


日光・輪王寺・相輪塔14



日光・輪王寺・相輪塔15



日光・輪王寺・相輪塔16



日光・輪王寺・相輪塔17



似たように見える彫刻でも、ビミョーに細部が違ってたりする。


ここからは、胴の部分の彫刻です。
中国の法話とかをモチーフにしたストーリー仕立てのようなんだけど、
物知らずなもので何の話かはわかりませぬ・・・


日光・輪王寺・相輪塔23



日光・輪王寺・相輪塔24



日光・輪王寺・相輪塔27



日光・輪王寺・相輪塔28



ここまでが、相輪塔に向かって左の灯籠。

ここからは、向かって右の灯籠。
これには、

 【奉献  唐銅御燈篭銅御燈篭一基

  慶安元戌子年四月  京堺江戸大坂長崎  糸割府人中】

の銘がある。

日光・輪王寺・相輪塔32



日光・輪王寺・相輪塔33


日光・輪王寺・相輪塔35


日光・輪王寺・相輪塔37


日光・輪王寺・相輪塔38



日光・輪王寺・相輪塔48



ぱっと見、ただのデカい灯籠ですが、よく見るとこんなのが一面にあります。 
1つ1つが本当に細かくて、じっくり見始めると止まりません。
・・・が、この2基の灯籠にある彫刻の写真を撮るだけで
相当の時間がかかった。

雪はやんだものの、積もった雪から冷気が上がってきて
足は冷たいわお腹は冷えてくるわ・・・

相輪塔の段を撮っただけで、山内にある細部の彫刻達すべてを紹介するという
困難さが身にしみて、こんなことのチャレンジを始めたのを早くも後悔した
軟弱者のわたくし・・・


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最終更新日  2013年05月02日 23時36分22秒


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