戦国ジジイ・りりのブログ

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2015年03月28日
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カテゴリ: 上野と寛永寺
前々回の記事に書いたような経緯で、正直言って『インドの仏』をじっくり観たあとは
『みちのくの仏像』をさらっと観て帰るつもりだった。
ところが、予想をはるかに超えてみちのく仏が良かったので、
これまたじっくり観て体力は限界に近付いていた。

満足して展示室を出ると、別室にみちのく仏の映像コーナーと売店が用意されていた。
映像コーナーには椅子があったので、空いてる席に割り込んで座って鑑賞。
内容は三大薬師を中心にした構成で、どこの寺だか忘れたけど、
集まった信者たちの前で祈祷をしているお坊さんの姿が一瞬映った。

お護摩の場合、ある程度の流れを覚えているのは毎年行ってる日光輪王寺なので

輪王寺とは全然違ってたし、最近見た別の天台の寺のお護摩もこれまた
寛永寺とも輪王寺とも違ったものだった。

寺によってずいぶんと違いがあるものなんだな・・・
最近見た方のお護摩では、サポート役の僧がどんどん太鼓を打って
般若心経などを大きな声で唱えたりしてたのですが、
メインの導師様はといえば静かにいろんな印を組みかえている。
あ~、私は輪王寺で良かったな~と思ったものの、まあ慣れもあるのでしょう。

ところが、映像に映っていたお坊さんは 転読のアコーディオン 方式に
お経をパラパラしながら歩いている。
お経のアコーディオンは『叡山攻め』で行った寺でも見たけど、


映像を見て思わず吹き出しそうになりましたが、
色々あるのもそれはそれで楽しいです。

その後で売店コーナーへ。
企画展用に制作されたグッズもあったけど、東北のプチ物産展のようでもあったな。
中には仏像もあってね。


ま、仏像っても小さなもので部屋に隠すこともできますが(笑)、
ちょっといいのになるとお値段のケタが違ってくるので、今回は諦めました。

特別展『みちのくの仏像』は4月5日(日)まで。
もう終了間近ですが、かなりオススメです。
『インドの仏』もよかったですが、やっぱり見慣れた日本人顔の仏像の方が
落ち着くんだよね~。

できればもう1回観に行きたいぐらいだけど、
ちょっと日程的にキビシイよな。
もっと早く観に行ってればよかったんだけど、
それでも今回観ておいてよかったと思ってます。



今回は西と北のだいぶカラーの違う仏教美術品を観たので、
せっかくだからと東洋館へなだれ込む。
東洋館にあるうちの仏教美術品は一通り観てはいるけど、
インドとみちのくを観た今なら以前とは違う見方もできるかもしれない。


CIMG1857


以前は特に感じなかったけど、やっぱり東洋館にある仏教美術品は
石造りのものが多い。
日本の場合、蟇股なんかに仏教説話っぽいのがある場合もあるけど、
あれは当然木だしな・・・

日本はインドよりは中国に気候が近いから、中国の仏教美術の影響なんだろうか。
でも中国にも石窟とかあるしな。
それとも、原材料となる石材の確保が難しかったとか?
でも戦国期以降は石垣とかにあれだけ石が伐り出されてるのにな。


CIMG1860


↑これは龍門石窟の菩薩頭部で、目の形と笑う口元は北魏時代の典型と解説にあるけど、
笑うほとけは『インドの仏』の中にもいました。
日本にもほほ笑むほとけはおるのかもしれないけど、一般的じゃないよな。

前に東洋館を一巡した時はイケメン探しが目的だったけど、
あれから1年経つうちに色々なほとけを観たり勉強したりしたので、
我ながらずいぶん視点が変わったな~と感じました。

駆け足で東洋館を観て、家路に着く。
宮のお庭ももう公開されてますが、まだ桜には早いだろうし
かなり疲れたので今回はパス。


さて、寛永寺の旧御本坊(トーハク)を出て旧根本中堂(上野公園大噴水)へ向かうと、
かつてにない堂のあった辺りにはすげ~人の山があった↓。


CIMG1865


なんじゃあ、ありゃあ~!!

演奏などが聞こえていたので何かのイベントがあったようですが、
もちろんあんな中を突っ切っていくつもりはない。
ので、人の少ない脇の方へ・・・

上野公園は桜の名所でもあるけど、まだソメイヨシノには早い。
ただ、確実にピンクに染まりつつあった↓。


CIMG1866-2


脇の道は木立の中に付けられた遊歩道で、寛永寺時代には 火除け地として
松原があった
と思われるあたり。

んで、その辺にはこの方が今でも研究に没頭しておられます↓。


CIMG1867



CIMG1868


野口英世先生です。
まだこの銅像は紹介してなかったよな。

野口先生は特に上野とゆかりが深い訳でもなかったようですが、
この銅像の建立のプランを最初に立てた時は昭和22年でまだ戦後の苦しい中。
募金活動をしてもなかなか建立の資金は集まらず、発起者の玉応不三雄は
銅像建立にまで至らないまま病で死去。

その遺志を引き継いだのが日本医師会・北里研究所・野口英世記念会などで、
さらに東京都の教育委員を建設委員長に迎えたことで上野に像が建立されることが決定し、
昭和26年に除幕式が行われたと。

野口先生については子供の頃に負った手のやけどが強い印象に残っていたぐらいですが、
あらためてウィキペディアで経歴を見てみたところ、
確かに優秀な人ではあったようだけど、ただの聖人君子という訳でもなく、
爆笑エピソードを色々お持ちの方のようです。


木立の中の道を駅から動物園へと至るメインストリートまで出ると
遠くに観音堂が見えたんだけど、相変わらずのすごい人で
疲れていたし2冊の図録も重いしもうこのまま帰ることにした。
観音堂に寄るつもりだったから両大師ではおみくじをひかなかったんだけど、
やっぱり引いておけばよかったな・・・

わたくしが上野に行く時はいつも上野駅の動物園口には
震災で被災した動物たちのための募金活動が行われています。
同じ団体の募金活動は柏でもやってることがあるし、別の場所でも見ました。

震災の動物関係の場合、わたくしはいつも募金をしているのですが、
3.11が近づいた先日には動物のボランティアに携わる方々のことを
TVでやっていたらしく、震災が遠くなるにつけ募金も少なくなり、
去年は70万円ほどの赤字だったというのを見た母親から今回500円を
預かってきていたので、2人分あわせて野口先生を1枚箱に入れてきた。

野口先生を箱に投入する時、箱の中を見たら札が数枚あって
樋口一葉も1人いた。
おお、すげえ~。
こういう善意の人も世の中にはいるんだな~と思って帰ってから母親に報告すると、

「サクラじゃないの?」

と言った・・・


上野の駅ナカで 恒例のマミーズ・アン・スリールのパイ を買う。
今回は、こんなものも出ていた↓。


CIMG1871


「パイたいやき」・・・いや、「たいやきパイ」だったかな。
フツーのたい焼きをパイでくるんでいるのか、構造に興味があったので買ってみたところ、
要するにたい焼きの型押しをしたあんこパイでした。

ちょっと高かったですが、個数限定とあったしね。
でも美味しかったよ。

「上野東京ライン」が開通したので、行きの電車はチョ~混みだった。
帰りの電車はもちろん始発のに乗ったけど、上野発の常磐線も減るってことかな・・・
東京まで乗り換えナシで行かれるのはラクだし、
ものによっては品川までも行かれるらしいので羽田へ行くには便利な気がしたけど、
休日にまであんな通勤電車なみの満員電車に乗りたくない

実際運行が始まってみると上野東京ラインは賛否両論のようですが、
あの混雑はちょっと勘弁してほしいわ・・・

この日の歩数は8,268歩でした。
記事を書いてるうちに1週間経ったので、そろそろ上野の桜も本格的に
咲き始める頃でしょう。


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最終更新日  2015年03月28日 22時02分34秒


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