戦国ジジイ・りりのブログ

戦国ジジイ・りりのブログ

2016年07月02日
XML
カテゴリ: 城(東北・関東)
大手門を出て、橋の上から丸の内を眺めたところ↓。


東山御物展・江戸城・和田倉堀


右奥の建物がパレスホテルかな。
その手前にちっこく車の列が写ってますが、これが内堀通りで、
このまま大手町の駅から電車に乗っていっちゃってもいいんだけど、
ついでなのでもう一ヶ所だけ寄ります。

てことでしばし内堀通りを南下しますが、結局東御苑に入る前に
外苑の手前まで歩いていった( 「8」 参照)のと同じ道を再び通っていったワケで・・・


で、気になるのは社会問題にもなっている皇居ランナーの存在ですが、
もうそろそろ夕方にさしかかろうという時間帯だったので、
来た時ほどはいないかなと思ったら、


CIMG2937-2


CIMG2939-2


まだいやがった
しかも、見ているこちらが恥ずかしくなるようないでたちで
堂々と走っているツワモノもおる。
きっと自分じゃイケてるなんて思いながらコーディネートしてるんだろうなと
内心笑いながら歩いていくと、和田倉が近くなる↓。


東山御物展・江戸城・東京駅へ



そこから奥は、道路部分も含めて幕末には会津松平容保の屋敷がでーんと広がっていた。
容保さんちを突っ切っていくと、皇居外苑に出る↓。


東山御物展・江戸城・皇居外苑


だだっ広い外苑の中にもかつて屋敷が色々と建っていたが、今はない。
古くは阿部豊後守屋敷(忠秋さんちの系統)などがこの場所に建っていた。

売店で皇居みやげでも買おうかと当初は思ってたんだけど、今回はもうやめた。
次回のお楽しみとしよう・・・

さて、外苑の入口で向きを東に変えると、内堀通りの向こうに和田倉噴水公園がある↓。


東山御物展・江戸城・東京駅へ2



東山御物展・江戸城・和田倉噴水公園


名前の通り大きな噴水があるが、ここも容保さんち。
公園脇の「行幸通り」をまっつぐ行くと東京駅なので、
早く東京駅で買い物をしたいわたくしは公園内には入らず、行幸通りを進んでいった。
と、


東山御物展・江戸城・和田倉噴水公園2


おおっ、石垣だあ~(←知らなかった)
行幸通りの向かい側を見てみると、


東山御物展・江戸城・和田倉噴水公園3


おお、向こうにも!
後から図を見てみると、道路向こうの石垣は櫓台のような形をしているので、
櫓が置かれていた時期もあったのかもしれない。

ちょうどこの辺りに、史跡解説の看板があった。

 【特別史跡 江戸城跡

  江戸城は長禄元年(1457)に太田道灌によって創築されたが、天正18年(1590)に
  北条氏が滅亡し、徳川家康が居城をここに定めた。以来、家康、秀忠、家光の三代にわたって
  西の丸、北の丸の増設や外郭の整備が行われ江戸城の総構が完成した。
  明治維新後江戸城は皇居となり、昭和二四年に「国民公園皇居外苑」として一般に開放され、
  昭和四四年からは北の丸地域が加えられ広く国民に親しまれている。この江戸城跡は、三百年
  近くにわたる将軍の居所として、また政治の中心としての史的価値が極めて大きく、その
  規模はわが国随一のものであることから、昭和三八年五月三十日に文化財保護法による
  「特別史跡」に指定された。】
  (現地解説板より)

この解説板の後ろにある石垣も立派なもので、


東山御物展・江戸城・和田倉噴水公園4


これをアテにしていなかっただけに、石垣ファンとしては嬉しかった。
石垣が切れるところから見えるのは


東山御物展・江戸城・和田倉噴水公園5


これが和田倉堀。
広い堀の向こうには、橋がかかっているのが見える↓。


東山御物展・江戸城・和田倉噴水公園6


東山御物展・江戸城・和田倉噴水公園8



堀に近代ビル群が映り込んでいるのは城跡としてはイマイチかもしれませんが、
これはこれでなかなか風情があってしばし見とれる空間でもありました。


東山御物展・江戸城・和田倉噴水公園7


この時は行幸通りから噴水公園と和田倉堀を見ただけでしたが、
あの橋を渡って公園内に入ったところにはかつて和田倉門があったらしい。
明治天皇が入城した際には、和田倉門から入ったらしく、
門はもうないけど石垣は残っているようなので、ここも今後の宿題だな。


満足してそのまま歩いていくと、東京駅に出る。


東山御物展・江戸城・東京駅



東山御物展・江戸城・東京駅2



東山御物展・江戸城・東京駅3


何年か前に旧観に戻す工事が終わって話題になった駅舎ですが、
旧駅舎ってどんな姿だったっけ・・・
丸の内側から駅を眺めたことなんてなかったから、
どこがどう変わったのかぶっちゃけわからない

で、たしか大丸のデパチカあたりに行こうと思ったんだよな。
あれは八重洲側にあったような気がするから、構内を抜けていこうと思って
とりあえず向かって右手ドームにある丸の内南口から入ってみたら、
なんと行き止まり

うっそお~、東京駅ってどこからでも抜けられるもんじゃないの!?
こちとら疲れてるところをえっちらおっちら歩いていったのに、行き止まりかよ
イライラしながら、北口の方へ向かう。

フツー、駅舎ってど真ん中が出入口になってるもんだけど、
東京駅の場合は東京ステーションホテルが陣取ってるから、
そういう常識は通用しない。

帰ってしばらくしてからたまたま東京ステーションホテルの紹介をしている
番組を見たんだけど、ここって実は高級ホテルらしい。
内装も素敵だし、南北のドームに沿った部屋からは
ドーム内の駅舎が部屋の窓から見下ろせるという面白い造りになっていて、
人気も高いらしいとその時初めて知った。
ただし、お値段も相当よろしい。

ま、この時は南口から北口までホテルの前を歩いて通過する際に、
チッ、こんなとこにホテルなんか作りやがって・・・
通行の邪魔だ!!と思いながらヘロヘロ歩いていただけですが。

あっ、そうそう、丸の内北口へ向かう途中、救急車やパトカーが何台も
サイレン鳴らしながら駅前にやってきたんだな。
結構な台数が出ていたので、一体何事が起こったのか、
電車が止まって帰れなくなったらどおしようとビクビクしながら様子をうかがったけど、
幸い電車が軒並み止まるような大した問題ではなかったらしい。

皇居もすぐそばだし、休日とはいえ巨大オフィス街だから
何か起こると即座に大勢で駆け付けるのかもしれない、と思った。

して、北口から抜けてこんなものをやたらゲットして


CIMG2957
      (銀座あけぼのの期間限定「白玉栗大福」)

家路につきました。


さて、これにて本編は終了です。
書き始めが去年の10月24日だから、たかが日帰りの、
しかも1日めいっぱい使った訳でもない短時間の行程に
8ヶ月かけたんだから我ながらオドロキですが、
以前のわたくしならとにかくどんどん記事を上げることを優先していたのが、
本シリーズではあらたに手をつけたことが多く、それなりにしっかりと自分の中で
消化してから書く必要があった内容なので、勉強の方を優先させて急がなかった結果
こうなりました。

でも、前々回の叡山シリーズなんかもそうでしたが、
歴史というのは色々な側面があって、勉強すればするほど面白いし
タメにもなるもので、本シリーズも叡山シリーズに負けず劣らず
新しい世界が広がって、本シリーズで得たものは非常に大きかったので、
記事を上げるペースは格段に落ちたものの、わたくしとしては満足しています。

で、早速次の記事からわたくしの前に広がった新たな世界を展開していきますので、
そちらも気長にお付き合いいただけると嬉しゅうございます。



■旅日記から通しでの参考文献

・徳川実紀(吉川弘文館 国史大系)
・駿河土産(国立公文書館デジタルアーカイブ)
・落穂集(国立公文書館デジタルアーカイブ)
・今昔物語集(橘健二訳/小学館日本古典文学全集)
・名ごりの夢-蘭医桂川家に生れて-(今泉みね/平凡社東洋文庫9)
・江戸参府旅行日記(ケンぺル著、斎藤信訳/平凡社東洋文庫303))
・江戸参府随行記(ツュンベリー著、高橋文訳/平凡社東洋文庫583)
・日本回想録(ドゥーフ著、永積洋子訳/雄松堂出版 新異国叢書第三輯10)
・江戸参府紀行(シーボルト著、斎藤信訳/平凡社東洋文庫87)
・江戸参府日記(レフィスゾーン著、片桐一男訳/雄松堂出版 新異国叢書第三輯6)
・海游録 朝鮮通信使の日本紀行(申維翰著、姜在彦訳/平凡社東洋文庫252) 
・日東壮遊歌 ハングルでつづる朝鮮通信使の記録
  (金仁謙著、高島淑郎訳/平凡社東洋文庫662)

・南北朝内乱と東国(櫻井彦/吉川弘文館動乱の東国史4)
・歴史散歩 江戸と東京(堤紫海/文化総合出版)
・関東の名族興亡史(新人物往来社)
・武蔵武士団((関幸彦編/吉川弘文館) 
・源平合戦の虚像を剥ぐ 治承・寿永内乱史研究(川合康/講談社選書メチエ) 

・賤民の場所 江戸の城と川(塩見鮮一郎/河出文庫)
・真説【戦国北条五代】早雲と一族、百年の興亡(学研歴史群像シリーズ)
・江戸東京年表(大濱徹也・吉原健一郎編/小学館)
・徳川盛世録(市岡正一/平凡社東洋文庫496) 
・江戸城のトイレ、将軍のおまる〈小川恭一翁柳営談〉(小川恭一/講談社)
・逆説の日本史1 古代黎明編(井沢元彦/小学館)

・鹿鳴館秘蔵写真帖(社団法人 霞会館) 
・よみがえる江戸城(平井聖監修/NHK出版)
・古地図で歩く 江戸城・大名屋敷(平凡社 別冊太陽)
・江戸城 よみがえる日本の城2(学研歴史群像シリーズ)
・図説 城造りのすべて(三浦正幸監修/学研歴史群像シリーズ) 

・江戸城・大奥の秘密(安藤優一郎/文春新書)
・お江と徳川秀忠101の謎(川口素生/PHP文庫) 
・大奥のおきて(由良弥生/阪急 コミュニケーションズ)
・図説 大奥の世界(山本博文編著/河出書房新社)
・考証 大奥 Kindle版(稲垣史生/グーテンベルグ21)

・江戸美人の化粧術(陶智子/講談社選書メチエ)
・日本の化粧(ポーラ文化研究所)
・決定版 図説戦国女性と暮らし(学研歴史群像シリーズ)
・公家の服飾 日本の美術339(河上繁喜/至文堂)
・結髪と髪飾 日本の美術23(橋本 澄子/至文堂)
・都風俗化粧伝(佐山半七丸/平凡社東洋文庫414)

・東京時代MAP 大江戸編(新創社)
・日本の街道 歴史を巡る!(西東社)
・皇居と江戸城重ね絵図(木下栄三/エクー)
・復刻古地図 江戸城と近傍図(日本地図選集刊行委員会編/人文社)
・江戸東京地形の謎(芳賀ひらく/二見書房)

・特別展「東山御物の美-足利将軍家の至宝-」図録(三井記念美術館)
・江戸東京博物館開館20周年記念特別展「大江戸と洛中」図録(江戸東京博物館)

・江戸幕府大事典(大石学編/吉川弘文館)

※あとは思い出したら適宜追加します。



にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年07月03日 01時13分59秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

りりじい

りりじい

カレンダー

コメント新着

王島将春@ Re:浅草&寛永寺法要編(8) 東国の成熟(01/08) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
よー子@ 墓参り2014(2) 慈眼寺~芥川龍之介と小林平八郎の墓(08/02) 前略 初めてお便りします。 質問ですが、…
伊藤友己@ Re:上野第三編(12) 寛永寺105/清水観音堂~越智松平の灯篭(06/20) 越智松平家が気になって詳しく拝見しまし…

サイド自由欄

よみがえる江戸城 [ 平井聖 ] 価格:2916円(税込、送料無料)






PVアクセスランキング にほんブログ村

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: